自分で選んでいるという自覚

これからのキャリアについて聞いてみた時、今の延長が未来に繋がっているのだから、今が無駄な事はないと思います。が、少しだけ、「こうだったらいいな」「こうしたいな」「こういうものが手に入ったらいいな」と目標と言うほどのものでなくても、「欲」を持つだけで見えるものが見えてくるのかもしれないなと改めて感じさせてもらいました。

これからについて話をしている時、「こうなったらいいな、はないけれど、こうなったら嫌だな」はあると言う方がいらっしゃいました。「なかなか努力ってものが苦手で・・・」と仰っていたのですが、「こうなったら嫌だから、せめてこうなりたい」と言うものがあり、「せっかくなら、こういうこともできたらいいだろうに」と、時間はかかりましたが、お話ししてくださるようになりました。

そうすると、その方曰く、「入ってくる情報が違って見えてくる」「その方向に進んだら、こうなるのかも」と自分が求めているものを持っていらっしゃる方のお客様にも興味が湧いてきたそうです。

「あんな風に喜んでもらえたらいいなあ。でも今のままだと難しいから、ちょっとだけ頑張ってみようかな。」と。
そんな話をされていた時にふとこんなことを仰いました。

「今までは、ただ何となく相談した人の答えが悪くないなと思えば、それにのっかってきた。だから、どっかで自分が選んでいる自覚みたいなものがなかった。今も大きく変わるわけじゃないけど、自分で選んでいる自覚がある。不思議と仕事への文句がなくなってきた。自分で選んでるしな、って思うようになった。せっかく自分で選んだなら後悔したくないから、自分なりに頑張っているのかもしれないな。」

そう言って、嬉しそうにも見える表情で話してくれたのが印象的でした。
確かに、私も「自分で選んだんだよな」と思うことで、選んだ事を失敗したと思いたくないから、そう思わなくてよいように考えたり、動いたりしてきたのかもしれません。

その間に出会いがあって、周りの方々に支えられている実感もし、喜んでくださる方々に触れ、周りのためにって思えるようになったのかもしれないなあと。

母が最近くれたラインで、「あなた達が頑張ってくれてるから、子供から繋がる縁でお母さんは周りの人に良くしてもらってます。今は幸せだよ。感謝してます。」と言うメッセージが来ました。
ああ、こんな風に言えるような人生送りたいなと思いました。

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