職場のコミュニケーションの機会

仕事がリモートになっている企業様、業種も増えてきていて、研修やコーチングなどを提供する際も、リモートが抵抗なく受け入れられている環境になってまいりました。
その中で、職場のコミュニケーションの難しさということがテーマとなることもあります。

例えば、職場に集まる事が当たり前だった頃には、朝、挨拶を交わすだけでも、「あれ?様子がおかしい」「そうだ、あれはどうなっているんだろうか」など、その時にふとした様子の変化に気づきますし、ちょっとした会話ができます。

が、リモートとなると、機会を作っていかないとそういう場さえなくなってしまうな、と感じました。かといって、機会を作って、打合せだ、会議だ、懇親だ、と場を作り過ぎると、本来の仕事に割く時間が減っていってしまいます。
このバランスも含め、考えていくことは難しいなと感じました。

が、コーチングを電話で行っていることもある私にとって、人によって違う機会をどう作っていくのか。何を話せたらいいのか。というそもそもの話を一方的でなく、話しておくことが必要だなと感じています。
特に、新人さんで、リモートでいきなり働かなければならなかった方々は、一つの指示さえ、本当だったらずっとついていてほしいほど、わからない事だらけじゃないのでしょうか。にも拘わらず、次に話す場は1週間後ね、と言われたら、1週間も何も悩むのか、です。
最初は毎日1回でも不安なんじゃないでしょうか。

その時に、上司はどのように関わってきたのでしょうか。きっとその機会を上手く作る事ができたら、今、新人さんは元気に働いているでしょう。反対に、関わる機会が少ないと、一人でまだ悩んでいることもあるのではないでしょうか。下手したら、やめてしまっているのではないでしょうか。

難しいとはいえ、これから上司やチームが、どうコミュニケーションの機会を、「適度」につくっていけるのか。リモートではさらに気を遣う部分なのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました