タスクとメンテナンス

仕事をしていると軽視されがちな心理的な部分。
しかし、「人」が働いている以上、この心理的な部分は無視できないと私は考えています。だからこそ、業務の部分と心理的分の両面を観ていく必要もあるように思います。

それを端的に感じさせてくれたのが、「タスクとメンテナンスは両輪」と教えていただいたアクションラーニングでの言葉でした。アクションラーニングの時に限らず、これは必要だなと感じています。

学生に授業をさせていただく機会が春にはあるのですが、今回はコロナの影響で少し時期はずれていますが、学生に教える機会をいただいています。
毎回、レポートを提出していただくのですが、「感想」も書くようにお願いをしています。つまり、メンテナンスの部分の反応も書いてほしいとお願いしています。

ワークが楽しかった。できなくて悔しかった。できているんだと感動した。良くなっていることを感じている。などなど。
ただ、教えた事の内容をレポートに書いてもらえるよりも、そこで何を感じ、どう活かしてくれそうなのか、や、自分のこととして受け取ってくれたのかどうか、などが垣間見える瞬間でもあります。

私が受け持つ部分は、新しいことを覚えるという部分ではないので、一段と学生との対話もしながら進めているのですが、人数が多いため、全員に関わることができません。
そんなときに、感情が見えるものがあることで、フォローしていく必要性も含め、感じられるのは「感情」「考え方」が見える感想です。

気になるのは、自己効力感の低く見える感想を書いている人。
無理してしまっているのかな。緊張して本領を発揮できる機会を逃してないかな。とタスクに繋がってないかも含め、気になってしまいます。
今年は比較的時間を取りやすいため、コメントを必ず書くようにしています。
そのことで、メンテナンスに少しでも影響があり、タスクにも良い影響を与えられたらいいなと思います。

今日も、学生と会えます。
少しでも成長していく姿を共にできるのは、うれしいものですね。

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