ほどほどが大切なのかも

ほどほどが大切なのかもしれません。
けど、ほどほどって誰が決めるんだろうか。

昨日、娘が長風呂をしすぎて、出てきてから倒れてしまいました。
とりあえず、慌てず対処できたので、その場は何とか良かったのですが、ほどほどってあるよなあと改めて考えさせられました。

娘は、温浴で代謝を良くしようと30分以上お風呂につかっていたのですが、本人としては、まだまだ入っていても良いつもりだったようです。しかし、時間をみて、そろそろ出ようと考えたようで、そのあとに立てなくなってしまって・・・。

「ほどほどにね」と仮に伝えたところで、本人はほどほどには程遠いと思っていたんだろうと思います。
とは言っても、言って素直に聞くタチではないので、昨日の失敗から、気を付けようと学んだのかもしれません。ほどほどを知るのは、本人の体験なのかもしれないですね。

娘とは、改めて、時間のほどほどもだけれど、入り方についても一緒に話しをしました。そうでないと、怖くて入れなくなる、というので、よほど怖かったのだと思います。
入り方を考えて、時間も含めた対策を考えて、ホッとしたのか、そのあとは笑顔が戻りました。

ほどほどは、周りが気づいてあげられることがあったとしても、本人が納得しなければ、知らないうちに無理をしてしまうと思います。そう考えると、決めるのは、やはり本人なんです。

スポーツ選手で一流と言われる方々が、練習を精一杯だけれど、適度に抑制するにはどうするかという話をされている時に、
「自分の限度がどれくらいかを瞬時でも知っている事も大切。でも、それをずっと続けることはできない。」という言葉を発せられていたのを耳にしたときに、「ほどほど」の意味も私の思っていたものとは違っていることも知りました。

娘は、昨日倒れた事で、自分の限界を知りました。それを活かして、ほどほどのところで温浴をする方法を考える機会を持つことができました。
「ほどほど」って手を抜く事ではない。限界を知っているからこそ、その手前で敢えて止める事ができる。これは本人しかできないんだなあと。

私自身も頑張り過ぎてしまってダウンしたことがあるからこそ、
どうなったら頑張り過ぎてしまうのか。
いつが頑張り時なのか。
瞬時ではなくても、継続的に頑張る方法はないか。
などを模索できるようになってきています。それでも、自分の限界は変わってくるので、なかなか難しいのですが・・・。

娘の昨日の様子から、改めて考えさせられました。
それにしても、すぐに復活してくれてよかったです。
ほどほどに・・・とまた伝えてみようかな。きっと今日は受け止め方も変わっているはず。

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