インポスター症候群

「ねえ、インポスター症候群って聞いた事ある?」
何気ない質問を受け、調べてみると、「私に聞いたのは、私自身がそうだと思ったからなのではないか」と感じました。

インポスター症候群

インポスター症候群またはインポスター・シンドローム(: Impostor syndrome) は、自分の達成を内面的に肯定できず、自分は詐欺師であると感じる傾向であり、一般的には、社会的に成功した人たちの中に多く見られる。ペテン師症候群、もしくはインポスター体験(impostor experience)、詐欺師症候群(fraud syndrome)とも呼ばれる。

この言葉は、1978年に心理学者のポーリン・R・クランスとスザンヌ・A・アイムスによって命名された[1]。この症候群にある人たちは、能力があることを示す外的な証拠があるにもかかわらず、自分は詐欺師であり、成功に値しないという考えを持つ。自分の成功は、単なる幸運やタイミングのせいとして見過ごされるか、実際より能力があると他人を信じ込ませることで手に入れたものだと考える。

(ウィキペディアより)

あらま、私だ!しかも女性に多いらしいです。

宜しければ、検索してみてください。

そこで感じたのは、私自身は、「私なんて」と思う気持ちがいつでもあり、褒めてくださる言葉は全然耳に残らない。にも拘わらず、指摘された事は「やっぱりそうだよね」とストンと入ってくるのです。

だから、いつも「迷惑かけないように」「お役に立てるように」と必死になりすぎて、ワーカホリック傾向になってしまいます。

他にかかれている項目は、ちょっと違うかなあと思う部分もあります。(「意外に優秀な方が多い」という部分には当てはまらない。)

インポスター症候群は正式な精神障害ではなく、スタンダードな定義を持たないため、治療方法についても明確な合意がない[26]。この症状は世界中の人口の約70%が経験するといわれるが[27]、その多くは認識されていない[28]。自覚がない場合、この症候群にある人は、不安やストレス、自尊心の低さ、抑うつ、恥ずかしさ、疑いなどに苦しむ[26][29][30][31][32]。インポスター症候群に陥る人は、極端な失敗や間違い、他人からの否定的意見を恐れる傾向があり、それが発覚するのを避け、新しい経験や探求に飛び込む勇気を制限してしまう[28][33]

【対処策】

インポスター症候群を緩和するマネジメント方法は、数多く存在する。最も顕著なものは、キャリアの早い段階から、このトピックについて他人と話し合うことである[28][8]。経験者がメンターとなれば、インポスター症候群が現れやすい状況について自らの経験を交え、語ることができる[28][30]。インポスター症候群を経験する人の多くが、他にも同じ体験をする人がいることに気付かない。自らの状況や感情について話すことができれば、孤独を感じなくなる。

自分が達成したことやポジティブな感想、成功体験についてのリストを作ることも、インポスター症候群を緩和する[8]。自分のパフォーマンスについて感想を述べ、インポスター症候群について話し合うことを日ごろから行うことは、それを克服するための必須の策となる

(同じく、ウィキペディアより)

書かれているとおりで、私の場合には、自分の事について、遠慮なく話せるメンターやコーチがついています。

対等に学び合えるクライアントさんもいらっしゃいます。

そこでの学びを、一瞬の事としないために、公開でこうしてブログとして残すようになりました。

これだけしていても、自分で読んでみては、「なんか無理しているな。本当にその時には思ったけど、今はまるで他人が書いたブログみたいだなあ」と思うこともあります。また、インポスター症候群そのものの、自分がウソをついているように思えてしまうこと、大きく見せているんじゃないかと、自分自身に駄目だしをすることも・・・。

でも、こういう症候群に陥っているのは、私だけではないんだなと感じる事で、改めて、恥ずかしがらず、ここで伝えてみようと思いました。

人前で話す事自体、「私なんかが話せる立場にないけれど」「私でいいのかな」なんて思うこともあり、都度、コーチと話して「何のために人前に立つのか」「そこでどんな感想を得られたのか」「提供できたものは何か」などポジティブに向くように話をします。
講師前日は、毎回、良いイメージが持てるまで眠れません。
向いていないのかな、の一言で片づけようとしても、オーダーいただける皆さまの期待には応えたい。その連続。
けれども、少しでも振り返って、喜んでくださる方々がいらっしゃる瞬間を捉えられるようになったこと、言葉をありのまま受け止めようと思えるようになった事は、まさに対処策に合致するものなのではないかと思います。

悩んでいる人達に伝えたいです。
一人で悩まなくていいようです。
どうも、悩んだ事のある人は7割近くいらっしゃるようです。常にそうである私のような人も、きっと多数いらっしゃると思います。

一人で悩まず、周りの信頼できる人達と話してみたいものですよね。
もちろん、私も聞きますよ。

こんな私を支えてくださる方々に、感謝感謝です。
ありがとうございます。

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