リーダーは今だからこそ変化している

昨夜は、栃木県中小起業家同友会県央支部例会において、報告者(講演)をさせていただきました。経営者をもう何十年もされている経営者もいらっしゃっている前でのリーダーについての講演ですから、すごく緊張します。が、その後のお話ですごく嬉しくなりました。

元々学びあいの精神が強い同友会なので、皆さん本当に私のような者の話でも熱心に聞き、自分の会社に合う部分を探して聞かせてくださいました。そのことプラス、「ずっと指示命令でやっていたんだけれど、今の時代は社員に活き活きと働いてもらうことも大切だよな。」と大先輩がおっしゃってくださるわけです。名刺交換をさせていただいても、各界で著名な方もいらっしゃるようですが、それでも学べるものは学ぼうという視点がすごく、その中でも古くからの日本の精神も大切にしたいという思いも聞かせてもらえました。

「温故知新」ですよね。リーダーも自分の信念は大切にしていくのでしょうが、今のリーダー像が、指示命令だけではないから、他のリーダーシップも使えるように自分自身が変わっていく。その事をわかって、やってみる。

そんな事が大切なんだろうなと思いました。

今日は「ありのまま」を大切にされているリーダーにお会いできるチャンスもあります。また違うリーダー像を見られるのかなと楽しみにしています。

ちなみに昨日お話したリーダー像は、私の上司に教えてもらった言葉を引用して伝えました。

「リーダーは親の心、子の心、友の心の3つの心を持っている人がリーダーである」

指示命令する親の心だけでなく、時に優しく見守り、時に対等に語り合い、時に子供のように無邪気に振舞えるリーダーになろう。指示命令が悪いわけではなく、これらの心を使い分けられるようになるためにも、今までおざなりにされていた「友の心」を学ぶことをしました。その一つの手法が、コーチングに利用されているコミュニケーションの取り方であるので、その一部をご紹介したということです。使い分けられるように、あえてスポットを当てた「友の心」だけれど、簡単なようで、意外に意識しないとできないという事に気付いてもらえたことが話せてよかったなと思いました。

リーダーの影響が部下に伝わり、部下がまたお客様に伝えていく。リーダーの信念は伝えながらも、部下との関わりを少し変化させてみる。そんな事があったら、部下にも変化が伝わっていくのではないでしょうか。

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