時間は限られている

今月は21日以降今月いっぱい、コーチングセッション以外の仕事をしないと決めて、娘との時間を優先させています。
娘もとうとう高校生です。
あと3年もしたら、車の免許もとって、「○○まで乗せてって」「○○まで一緒に行こう」と言ってくれることもなくなるかなあと思うと、今娘が居る間にできることをしたいなあと改めて思いました。

でも・・・

それは私の思いであって、娘がどう感じるかと言えば、日々の辛さや楽しさ、多くの経験から感じている事を味わうこと、時に休む事に精一杯で、家族との時間は見えてないんだろうなと感じます。

私自身もそうでしたから、今私がこう思うようになったからと言って、押し付けるつもりもありません。

娘が小さい頃には、子育ても、仕事も、周りの人たちの事も、全て上手くやりたいと必死にもがいて、上手くいかなくて、何もかもやめたいと思った時期もありました。
でも、一人でやろうと必死にやっていたからこそ、支えてくれる人が出来、応援してくれる人が居て、気づいてみたら沢山の人に支えられていたことに、ふと気づいて、感謝しかありませんでした。

あれもこれも上手くやる方法はないかと、ツールを手に入れたくて、ただでさえ忙しい時期だったのに、たくさんの勉強もしました。
お陰で、ずっと自分が抱えていたのであろう大きな闇?を一つクリアしました。全く泣く事のなかった私が急に涙もろくなり、どれだけ強がって生きてきたのかを知ることになりました。その瞬間に支えてくれた3人の仲間には、本当に感謝しかありませんでした。
そして、そうした場を許してくれた家族にも感謝しかありません。

ほんの一つであっても、家族の理解や仲間の支えなくしてできなかった事に気づいたのに、今でもぶち当たって、孤独を感じる事は多々あります。やりたくて始めたはずなのに、凄く辛くてもがいている時期もあります。
でも、限られた時間の中で、向き合うのか、止めるのか、そのままでいるのか、選択する権利は私自身にあり、選択するのに時間をかけてももったいないと思うのが、どうやら私という人のようです。

娘を観ていると、彼女はきっと選択することに時間を少し割きたい人。きっと後悔したくないからでしょう。
じっくり考えて、自分で答えを出せたときには何も言わない。
じっくり考えて、答えが出なくて、人に決断を委ねた時、彼女は必ずと言ってよいほど後悔を口にします。
結局、後悔したくなくて考えるのであれば、じっくり考えていけば良いのでしょうね。それが彼女にとって、今のところは後悔しない方法なのだろうから。

今は、「私はいったい何をしたいんだろう」と悩んでいます。
沢山考えて、たくさんいろんなものに触れ、たくさん感じて、また考える。そんな時間を共にできるのも、きっとあと少し。
その沢山考える時間に一緒に居てあげたいと考えて、日中の時間を入れない今。

お互いにとって、かけがえのない時間となりますように。学生と親という時期に一緒に悩めるのは今だけなんだから。

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