成長と退化?

生物体のある器官・組織が発生や進化の過程で、形が単純になったり、小さくなったり、機能が減退したりすること。(By ウィキペディア)
ということは、退化も一つの「進化の過程」なのですよね。

まさに、新入社員研修をしてきた方々にお会いする時期なのですが、使わなくなったこともあり、逆に進化・発展していることもあり、大きく成長をされていらっしゃるな、と感じる時期です。

コーチングでは、定期的に関わらせていただけるので、その変化・成長のプロセスもご一緒させていただき、私も共に成長しているという思いがあります。
かたや研修は、数ヶ月、下手したら1年近くを経てお会いするので、最初は「進化」というより、「退化した」と見えてしまう事もたまにあるのです。
が、確認をしてみると、選択をして「進化・成長の過程」で、敢えて使わなくなったもの。違うものに変化したものがある事を感じさせていただくと、「数ヶ月、或いは1年近くで、そんなにたくさんの経験をされたんだなあ」と空白の期間を垣間見ることができます。

以前は、「退化」と決めつけて、「ちゃんと学んだ事はやろうよ」と言っていた時期もありますが、進化・成長の過程でなくなったものであれば、それは主体的に動いた実績であり、喜ばしい事だと気づいたのは、本当にここ数年の事です。

今月に入り、たくさんの「進化・成長」をされていらっしゃる方々にお会いする機会が増えました。
今年もまた、私自身の器量が試される時期なのではないかと考えています。
「これだけは必要でしょ」「これはなくしちゃいけない事じゃない?」と思うことも、ちゃんと話を聴くと、それよりもっと良いアプローチをされていて、私自身が今後に活かせる事もたくさん教えていただきます。
それを、「退化」だと決めつけたら、私自身も「進化・成長」の機会を逃すことになります。
柔軟に対応しながら、共に成長していけたらと思います。

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