人の信頼関係って、どう育まれるのだろう

最近クライアントさんとお話ししていて、ふと感慨深く感じた事は、クライアントであるAさんと出会って10年を過ぎました。
けれども、普通だったらあり得ない関係だよなあ、と。

このAさんとは、もともとはご紹介をいただきまして、最初からメールでのやりとりで、コーチングがスタートしたのです。
Aさんへの尊敬の念をコーチングが始まる時には抱いていたのですが、その後に成長もご一緒させていただいて、喜びも苦しい時期も一緒に話してきたので、いつの間にか凄く近い存在に感じていました。

が、実は、このAさんとは10年以上たつのに、一度もお会いしたことがないのです。
お互いに遠いこともありますが、Aさんの忙しい時期と、私の忙しい時期が逆のようで、なかなかお会いするタイミングがないまま10年以上。

Aさんが、「お会いしたことがないのに、こんなにも信頼して寄り添っていける関係ってすごいですよね。」と、感想として伝えてくださって、本当にそうだなあと奇跡に近い存在だなあと感じておりました。

けれども、よく考えると、ホームページからお問い合わせをいただき、お会いしないまま今までクライアントとコーチとしての信頼関係を続けていらっしゃる方も他にもいらっしゃるよなあと。
もちろん、対面コーチングじゃないとなかなか難しいという方もいらっしゃるので、その方々は毎回お会いしているのですが、人の信頼関係ってどこで作られるんだろうかと疑問を持ってしまいました。

今までは、時間や直観などもあるなあと感じていましたが、それだけではないのかもしれません。
では何?

正直、答えが見つかっているわけでもないですが、コーチングの信頼関係が「自分のありのままを見せられる・話せる」という事であるとしたら、やり取りの中から感じるものなのでしょうか。
少なくとも、私がAさんの事、ほかのクライアントさんの事も、お会いする方もお会いしていない方も、その方を尊敬しているというは変わらない気がします。今はそこしか共通点は見つかっておらず、これかなあ?と仮説ではあります。

先日、同じくマスターコーチのBさんが、「smilecoachさんは、一貫している。誰の事も信じて、誰からも学ぼうとしている。その姿勢は人前に立つときも、休憩の時も、そしてプライベートでも一貫している。それは私が目指す姿です。」と認めてくださったのですが、私の中では無意識の部分だったので、言われてそうなのかなあと思いましたが、その一貫性?も、信頼関係に関わっているのでしょうか。

いづれにしても、AさんもBさんも私は大好きな方々なので、その方々にそう言っていただけるのは、有難いことです。
他のクライアントさんも、考えてみると尊敬できる方々がお声をかけてくださって、関われている事は、私にとっては奇跡だし、幸せな事だなと改めて感じました。
他のクライアントさんとも信頼しあえる関係をこれからも感じていけるやり取りができたらなと思いました。

でも何を磨いていけば、さらに信頼関係を深める事ができるのでしょうか。

あなたは、信頼できる人との間には何があるから、信頼関係を深められたのでしょうか。
ぜひ、あなたの条件を教えてください。

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