静かなのか、暗いのか

先日、こんな言葉がありました。
「後輩が、凄く静かな子なんだけれど、そういう子だと思っていたら、休みはアグレッシブなので、実は暗いだけなのじゃないか」と。
似ているけれど、確かに違いますよね。

そもそも、そのことに気づける先輩が素敵だなと思いました。
その上で、暗いのはなぜか。です。

元々は明るかった事があるようなのです。けれども、あまりにも静かにしている時期が長くなっていて、明るかったことなど忘れて、静かな子と言う印象になっていたようです。

が、本当は暗い。
とすると、なぜ?

話を伺ってみると、確かに暗くなる原因はありそうです。
その原因が解り、どう関わる事が重要なのか、を考えるきっかけになったようでした。

考えてみると、似ていて違っているものってありますよね。
「主体的」と言われるのは、どういう事を意味しているのか。
この言葉さえも、受け取り方が一人ひとり違っていました。

「主体的に動けるように」と言ったら、若い人は、「とりあえず自分でやってみる事」と思って、報告や相談をしなくなったそうです。
けれども、確かに捉え方によって、副次的な影響も違ってきます。
何気ないことでも、「当たり前」と思ってしまいますが、その言葉の受け止め方さえ違うんだなあと、改めて考えさせられました。

先ほどの話の、暗くなってしまった子が、少しでも周りの関わりによって、入社当時の明るさを取り戻せる事を願いながら。。。

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