これだけやってきたのに

「これだけやってきたのに・・・なぜ?」
培ってきた信頼関係が崩れる時って、本当に一瞬だなと思う瞬間です。

たまたま、こんな言葉達をここ1ヶ月余りの間に聞きました。
長年、一生懸命やってきて、信頼もされてやってきたはずなのに、なぜ今更、この仕事なんだ?馬鹿にされているような・・・。
何年も尽くしてきたのに、なぜ自分じゃない事で疑いをかけられてしまうのか。信頼されていると思っていたのに・・・。
苦労を共にしてきて、お互いに協力関係があると思っていたのに、他で陥れるような事をされた。一緒にやってきた仲間なのに・・・。

きっかけはあるのだろうけれど、きっかけに気づかなかったのか、それともそもそも信頼関係を勘違いしていたのか・・・。

きっと、培ってきた信頼関係はあると私は思います。
けれども、その信頼関係があると思うが故に、甘えちゃったり、勝手に相手の事を決めつけてしまったりしたことで、どんどん溝が深くなって居ることに気づかなかったものが、急に落とし穴のように落っこちた、という感じなのでしょうか。

正直、私にも辛かった思いは伝わってきましたし、片方の話だけを聞くと、相手が酷い人に思えてしまいます。
けれども、相手にも言い分があるのかもしれません。それは正直、片側しか見えてない私には関われるものではない気がします。

ただ私が、こうした話を立て続けに耳にした事には、私もそこから学ぶ何かが有るということかなと考えてみると、私が「見えているつもりで見えてないもの」があるということかなと考えました。

だとすると、何か。
「近い人ほど見えづらくなる」という事なのだろうか。
近い人とは?

最近、「話すらする機会が少ない。まずは話をする機会を増やそう。」と言われた事をふと思い出しました。
そうなのかもしれません。

見えているつもり?見てるつもりでも、見えてない事がまだまだたくさんあるはずです。
そのことを忘れてはいけないなと改めて感じました。

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