究極の自己満足

昨日、私の敬愛する心理学者であり、経営者でもあるF先生の講演を伺いました。
相変わらず、面白いのに、深い内容なので、メモは取りきれませんが、講演の仕方としても、話しの内容も凄く勉強になるのです。

その先生の言葉が耳に残りました。

「私の講演は、究極の自己満足ですから。」

F先生は、凄く視覚的資料の作り込みに凝っていらっしゃるんです。
音楽のチョイスも、パワポ資料も駆使されているので、その中でちょっとだけ出てくる「ギャグ」も、もちろんプロとして、提供してくださる資料も凄くこだわって作っていらっしゃるので、見ていて楽しいんです。

が、その根っこは、「F先生ご自身が楽しんでいらっしゃる」という事なのかなと、「究極の自己満足」と聞いて感じ取れました。

例えば、一つだけご紹介するとしたら、ガンダムがお好きなのか、「アムロ行きます!」ってなんちゃって画像を作って見せてくださるコマがあるのですが、傍らに「なみえじゃないよ」って、小さな小さな文字で入っていたり・・・。(アムロなみえ。。。なるほど!遊び心です)

遊び心も取り入れながら、内容は非常に専門的な事もお話してくださるので、ずっと先生が話されているのに、飽きないのです。
困るのは、投影資料に凝っていらっしゃるので、見逃すまい!と思いながら見ていると、メモが取れないこと。

重要な部分は基本的に、資料にしてくださっていますが、それにしても本来メモ魔の私には、唯一メモが取れない講演です。
毎年、参考にしたくてもできない程、練られた講演なので、楽しみにしながらも、今回は一つ、講師としても学べるものが手に入ったのです。

それが、「究極の自己満足も必要」ということ。周りの反応ではく、自分の作ったものを楽しんでいるか。それをどう活かすのかは聴いている人が決めるのだから・・・というスタンス。
私の自己満足は、みんなが笑顔になること。そのためにも、まずは自分が楽しい事をして笑顔で居ることなんだなあと。
もっと自己満足であったとしても、楽しもうって思いました。

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