変化のない時こそ報告

ついつい後手に回る報告があるとしたら、あなたは「悪いことの報告」と思いますよね。
けれども、ビジネスでは特に、「悪い報告こそ早く」と言うのが鉄則だと私は考えています。
多くの人達も同じではないでしょうか。

では、何が遅くなりがちなのか。

タイトルで見えてしまっているかもしれませんが、「変化がない時の報告」って必要なのか?と言うと、全てが必要ではないけれど、結構安心感の源になったりします。

単純な話、メールを受け取ったら、「受け取りました」と言うだけでもホッとすることってありませんか。
だからこそ、LINEなども「既読」という仕組みが出来たんじゃないかと思うのです。

だとしたら、どんな時に変化がなくても、或いは順調でも、報告をする必要があるのでしょうか。

先日、こんな事を言われました。
「予定通りの電車に乗りました、とsmilecoachさんから報告をもらうと、ホッとする。」と。
私などは、距離がある移動もあるため、その時に「予定通りに動いているのかな?」と思うことがあるらしいです。
そんな時に報告があると、ホッとするそうです。

見えないからこそ、状況が想像できるだけでも安心する、という事なのでしょう。

部下も「そのやり方でいいよ」と最初に促しても、途中で「これでいいのかな」と時間が経つにつれて、不安になってくるのを、「順調だね」「いいよ。その調子」と伝えてあげるだけで、やはり安心する。
新しいことをする時の沈黙の時間って不安になってくるのでしょうね。
そんな時の「いいよ」という声がどんなに安心に繋がるのだろうか。

そう考えてみると、順調な時や、変化がない時の報告や声掛けというのは、「安心」を得られる大切なものではないでしょうか。

今日も台風後の日帰り遠出。
途中で「順調に進んでいます」と報告を入れる事にしようと思います。

では、行ってきます。

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