日々興味を持ち続けることの難しさ

昨日は宇都宮市内において、日本コーチ協会栃木チャプターの
勉強会でした。
その際に、「相手に興味を持ち続ける」という項目がありまし
た。

コーチングでも相手に興味を持って聴く事は大前提です。そし
て、コーチとしてクライアント様に興味を持ち続けることは
意識しています。

が、いざ日常になってみるとどうでしょうか。

子供に「この子はこういう子だな」「こういう時はこんな反応
するんだな」と思うと、それ以上は知ろうとしなかったりして
いる事に気付きました。
目に見える変化があったときは、さすがにトレーニングされて
いる私たちコーチですから、トレーニングされてない方よりは
しているのかもしれません。(比べるものでもありませんが)

しかし、小さな変化には気付けてない気がしました。
家族、部下、友達。
意識していないと、小さな変化など見えてこない。
毎日見ていないと、変化には気付けない。ただぼうっと見るの
ではなく、意識してないと見えないものってあるなあと昨日の
セミナーの中で気付きました。

その後、家に帰ってみると、小学生になったばかりの娘が前日
に、全て次の日の準備を終えていました。
始まったばかりだから意識しているのだなあと、この大きな変化
には気付けたのですが、意識をして話を聴いてみると、甘える
時であっても、語彙数が以前よりも多くなっています。

あれ?

娘に聴いてみました。
前はこんな言葉使わなかったよね。どこで覚えたの?
「あのね、新しいお友達と話しをしていて教えてもらったの。」
そう応える娘の表情は自慢気でした。
「そうなんだね。新しい言葉もいっぱい使えるようになって
きたんだね。お友達も増えたんだね」
そう言うと、また照れくさそうに笑っていました。

大きな事よりも、小さな変化に気づいてくれることの方が、見て
くれていると感じる受け止め方は大きいのかもしれないと思いま
した。

トレーニングの場でなくても、日々意識していきたいと改めて
感じた日でした。

あなたは周りの人に「この人はこういう人」って決め付けて
しまっていることってありませんか。
もう一度見てみませんか。今日のその人はどんな人?

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