どの声を大切にするのか

あなたは、自分に投げられる言葉の「嬉しい声」と「厳しい声」があるとしたら、どちらを大切にしますか。

本当は10人いたら、少なからず、どちらの声を発する人も居ると思います。声にならなくても、思っていて、後から声が聞こえてくることもあります。
漏れ伝わった事は、うれしい声は素直によろこべるのに、厳しい声は残りますよね。
直接の時には、どちらの声が大きく聞こえますか。

私の周りに、厳しい声だけが「全部」と思ってしまう方がいらっしゃいます。
そうではないだろう、と話をしても、やはり「厳しい声」だけが耳に残って、傷ついてしまうようなのです。

私も以前はそうでしたので、傷ついた人の気持ちは凄く解る気がします。
けれども、「嬉しい声」が聞こえないのももったいないと思ったのです。

聞いてみると、うれしい声は直接言われるけれども、「厳しい声」は裏側から聞こえてくるので、一段と「本音」と「建て前」というように聞こえているようで、「厳しい声が全てなんだ」と解釈をされていることが解りました。

確かに、そうなると「みんな」と思ってしまうのは仕方ないのかもしれませんが、それって本当なのでしょうか。
「嬉しい声」を伝えてくれた人の気持ちはどうなってしまうのでしょうか。

誰も感情があります。
関係がどうなっても良いと思っていれば、敢えて裏側で「厳しい声」を言わなくても良いのに、そうするのは、少なからず、仲良くしたいのではないでしょうか。

私は、その気持ちを大切にしたいなと思います。

改めて、あなたは、どんな声が大きく聞こえますか。
それはなぜですか。
相手は、どうしてそう伝えたのでしょうか。

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