何でも言える職場作り

何でも言える職場ってどんな職場でしょうか。

きっとイメージされるのは、「意見が言い合える職場」なのではないでしょうか。

今でも難しいなと思うのが、「これは時間をかけて練ったほうが良い事なのか、短時間でとりあえず決めて動き始めるものなのか。」です。
敢えて決めたいけれど決めずに練る時間があって、初めて浮かぶ事もあるというのが、企画やアイデア出しなど。
けれども、戦術は練りすぎると、何もしていないのと変わらなくなってしまうので、ある程度決めたら動いてみて、修正をかけながら進めていく。これは、毎日動く現場があるような業種はそうなのではないでしょうか。

となると、今はどんな意見を言い合いたいのか、何のために話をしているのか、いつまでに決めれば良いのか、など用途によっても「何でも言える」の「何でも」が変わってくるような気がしますし、そこで言い合って結論をすぐ出すのかも変わってくる気がします。

とは言え、遠慮してしまう関係の中では確かに自由な発言が出づらくなってしまいます。
期限も大事な要素なんかもしれませんね。

そして肝心なのは、その話し合いの結果、自分達で考えた事が形になる達成感を共に味わえるか、ではないでしょうか。
これがあれば、「次はもっと良いものを」「次こそは」「次も」と、次に対する取り組み姿勢が変わり、意見も出しやすくなっていくのではないでしょうか。

結構、言いやすい職場作りって言うと、そのアプローチばかりに焦点が当たってしまうのですが、その後の成果や結果を共に味わえるという一体感や達成感も同じくらい大切だと私は考えています。

一回完結でない。
継続的に考えてみる、という事も必要ではないでしょうか。

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