完璧じゃない

先日、「smilecoachさんは、完全なるモデルです」と言われて嬉しかったのですが、反面、ちょっと辛かったです。なぜなら、完全じゃないからです。
彼女にそう見えたなら嬉しいと思いつつ、どこかで私自身が、「まだまだ」って思っているからこそ、「完全」「完璧」などと言われると尻込みしてしまうのです。

私は、見た目以上に本当に、何をするにも歩みが遅いです。
中学で二年間担任だった先生にも「お前は天才ではなく、努力の人だ。コツコツやっていくから形になる」と言われてました。自分でも納得感があるからこそ、それ以降も、ずっと「コツコツ」とゆっくり成長しています。

コーチングもそうですね。
同時期に始めた人たちと比べると凄く歩みは遅いです。でも、比べても仕方がないことで、私はゆっくりタイプなので、躓きながらもしっかりと基盤を作っていくタイプだから、これが私らしいと思ってやってきました。でも、まだ志半ばを過ぎた所でしょうか。

女性リーダーとしてもやっては来ましたが、比べれば、そんなに優秀なわけでもなく、華々しいわけでもないのです。
本当に、転んで、踏まれて?、強くなり、しなやかになり、繰り返しているうちにゆっくりリーダーを任されたような気がします。いつでもゆっくりと、そしてまだまだ不完全なのです。

ですから、今でも悩んだり、躓いたりします。
そんな時に、聞いてくれる人や支えてくれる人が居るから、私は何とか進み続けていられるのです。

多分、「完全なるモデル」と仰ってくださった方にとっては、少し私が先を進んでいるように見えているのかもしれません。
しかし、きっと皆さん、ビュンと飛び越えて欲しいです。私は、それでもゆっくり進み続けるので・・・。

以前は、追い抜かれないようにと頑張ってみたり、いつの間にか前に進む人が羨ましく思えた時期もありました。
でも、いつからでしょうか。あまり人と比べなくなりました。私自身の歩みがおそすぎて、自分に苛立つことはたまにありますが、それでも進み続ける事ができるようになっていました。

一人じゃ進み続ける事もできなかったと思います。完全なるモデルと言われるような自分に見えることもないと思います。
唯一、そう見えるとしたら、支えて下さる方々、聞いてくれる人たち、叱咤激励して下さる方々、家族など、感謝しても感謝しきれない程の有難い存在を感じ続けて居ることでしょうか。そのことで強くなれているからではないでしょうか。笑っていられるからではないでしょうか。

だから、一人では大した事ないんです。
あなたも含めた、皆さんのおかげなんです。
「完全なるモデル」って仰っていただけた喜び以上に、周りの感謝を感じた時間でした。

あなたは、誰に感謝を伝えたいですか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました