困難を楽しむには

困難があると楽しんでいる私が居ます。これって何だろう?

お恥ずかしいですが、ポジティブなわけではなく、困難があると本当は凄く困っているんです。けれども、格好を付けたいんでしょうね。
誰に対して?自分のイメージに合うように・・・。

格好つけたいから、平気なフリをしたいのです。きっと・・・。

お蔭で、困難があると、凄く「他人事のように」話をするそうです。他人事ではないのに、困難があるとすぐに泣いてしまうので、そんな自分を自分自身が見たくもないし、誰かに見られたくもない。だから、客観的に物事をとらえることで、冷静に判断しようとしてしまっているようです。

でも、これはスキルとしてもできることを知りました。
今の状況を映画のワンシーンを映画館で見ているように、ちょっと自分の今の状況を外から見るようなイメージをすると、少し現実との距離をとれるようになるのです。

そうすると、映画を見る人と映画の中の人、というように感情も自分から少し離れて感じることができます。
これが、スキルとして磨けるものです。

このスキルを私は、弱い部分を見せたくないために、自然にできるようになっていたのでしょうね。
困難な時ほど、泣きたい時ほど、自分が冷静になる私が居て、自分でも冷静過ぎて気持ち悪いと感じる時もありますが、スキルで磨けるものだと知って、ホッとしましたし、弱音を吐いても良い時には、自分事として、感情も出し、弱音もはけるようになりました。

さて、スキルとして磨けた「困難を冷静に見る」事ができるようになった私は、「今、何をしたらよいだろうか」「これからにどんな影響があるだろうか」「どうすることが一番良いだろうか」と考えて、動く力に変えていく事ができました。

周りからは、たまに「こんな時なのに嬉しそう」「なんか冷静すぎませんか」「大変なのに全然大変そうじゃなく過ごしている事がすごい」などと言われる事もあります。でも、自分としては、それはそれで「私って鉄みたい」と怖くなる事もあります。

ただ、冷静に判断して、すぐに対応ができる事は、自分にとって「弱音を見せず、前向きに行動できる自分って格好いい」って思っているのでしょうね。行動しているうちに楽しくなってきてしまうんです。
最初の困惑はどこへやら・・・。

ああ、私って変わり者なんだなあ。と思いつつ、結構、自分の中の自分のイメージを体現できている事を感じられるその時間が好きなんでしょうね。

ここまで話したように、「イメージ」が結構自分を支配しているように思います。
だから、そのイメージを持ってみることや、自分の持つ自分のイメージを知ることって、物事を楽しむためには大切な気がします。

あなたは、あなた自身がどんな自分でありたいと思っていますか。
どんな人と見られたくないですか。

少し自分を知る事からはじめてみませんか。
きっと今まで楽しめなかった瞬間を少しでも楽しめるようになると思いますよ。

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