無駄にみえる対話ほど、重要なものはない

日曜日までずっと丸々一週間、仕事でお家を空けてみると、仕事での学びもありますが、色んな発見があります。

家族の大切さ、自分の存在価値、仕事にどう向き合うのか、などなど。

女性活躍と言われる事にも耳慣れてきても、変化が起こりにくいから、政府が介入してみても、価値観までは変えられないのですよね。
だからこそ、価値観を否定しないで、何ができるのか、を考えていく必要があるように私は考えてしまいました。

今回も、仕事自体には集中し、そこで参加していらっしゃる方々と共に学びを深め会えること、私自身が学ぶことも多く、集中させてもらえる環境を作ってくれている家族にも感謝です。

それは何度となく感じてきたことです。
が、自分の存在価値を感じる事はそう多くはなかったのが現状です。だから、仕事を優先できました。

昨年辺りから、娘も思春期なのか、私との会話をしたがります。
今まではお祖母ちゃん達だけでも満足してくれていて、「私って必要なのだろうか」と自分で感じたり、出張が続くと「お母さんは居ても居なくても変わらない」とさえ言われることもありました。

けれども、昨年辺りからは、仕事をセーブしながら、娘と会話したり、何をするわけでなくても一緒に居る事が大切だったりするようになりました。
「お母さん、毎日電話してね」「お母さん、◯◯の時はちゃんと来てよ」「早く帰ってきてよ」と言われることも多く、この時期は母親にしか相談できない事もあるのかな、と思うこともあります。

そうなると、娘の行事に無頓着だったつもりはありませんが、予定には娘の予定が先に書き込まれ、仕事を入れては行けない日が解っている分だけですが、先に記入されるようになりました。

そういう日に限って仕事の予定は舞い込んでも、まずは代わりの日が可能か伺って、代わりが可能だったらご配慮いただくようになりました。今までなら、交通機関が乱れるのが心配で前泊していた案件も、当日の2時間前入りを目標に動くようになりました。

そうすると、正直、仕事のスケジュールだけでもタイトなのに、全く自分の余暇がない程タイトなスケジュールが完成していきます。

以前、自分のコーチと話して、「いかにセーブするか」を話したけれど、「セーブして後悔するなら、今やれることは今やろう」と決めて、駆け抜けています。
充実感はありますが、どこかで「両立って大変」「一人では両立は無理だからこそ、周りの協力を得られるような働き方や、会話が必要」と確信しています。

でも、実際には、その協力を得るのが、度を超しているかを決める尺度は、自分と周りでは違うから、一存で決められないのです。
「まだやれる」
そう思っても、「無理しすぎ」と言われます。

確かに駆け抜けている。
でも、その中で、自分なりの効率も考えたり、周りに甘える事もできるようになってきました。
やっとです。

きっと、これからも周りとの尺度が違って、悩むことは多々あると思いますが、その度に「対話」を忘れないようにしたいと思います。

無駄にみえる対話ほど、重要なものはない。

今の私にとって、凄く大切な行動です。
これからも仕事も、家族との生活も両立していくために、家族・お客様との対話も、しっかりしていきたいと思います。

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