気付きの瞬間!

コーチングで大切にされることの一つに相手から伝わったもの
をそのまま伝える(以下、フィードバックと言う)という事が
ある。

私もまだ完全に使いこなせてない気がする。
なぜなら、「解釈を加えないで伝える」ことで、相手が自分の
言動を鏡のように見て、自分でハッと気付くことがあるからです。
この気付きは、伝える側の解釈が入ることで、相手に受け取り
やすいものではなくなり、意見などに受け取れることさえある。
解釈を入れない大切さがあるのです。

とは言え、相手が「鏡になってよ」って気持ちがないのに、
フィードバックを押し付けてしまっても、気付きはほぼ生まれ
ないでしょう。

相手が欲している時に、相手に対して伝える言葉。
それが、気付きを生む。

私もいくつか体験があります。
「smilecoachさんは、今日は『私が』って言葉を何度も言って
 いるね」
良いも悪いもない事実を伝えられたことで、何でだったんだろう
?そうかあ、こうだったんだあ!と気づく事ができました。
その時に気づきは、自分が「分かって~」って訴えていたん
だなという事でした。でも、後半はわかってくれたのを感じ、
急にいつもの自分に戻っていたのだろうと感じることができ
ました。

これが、もしも「よく言うね~」と刺々しく言われたり、
「よく」という解釈が入ることで、「悪い事なんだ」と受け
取ることになり、「何が悪いんだろう?」って考えて、もし
かすると、「私が悪くないための言い訳」を探してしまった
のではないかと感じたことがありました。

「私はsmilecoachさんの話を聴いているうちに何かをはじめ
 たい気分になり、思わず腰が浮いてしまいました」
これも、感想のようだけれど、その人が私の話を聴いて体に
起こった反応なので、紛れもない事実。
それを聴いて、私の何がそう感じてもらえたのかを相手にき
いてみたり出来ました。
そして、聴いているうちに、自分の強みってこういう部分な
のかなと感じることもできました。

解釈を加えずに事実を伝える。
結構、普段解釈が入ったことを伝えている。
「いい」「楽しい」「明るい」
いくらポジティブであってもこれもまた解釈。
解釈が入らないと、事実と向き合うことができる。だから、
客観的、あるいは主観的事実を伝えることは、相手にとって
とっても大切な事なんだと痛感している。

敢えてここであなたにもお伝えすることで、一緒にそんな
伝え方を一つ使ってみませんか。

事実を伝えるって、簡単なようでいっぱい解釈が入った言葉
を使っているなあって思います。
それが悪いのではないです。良いといっているわけでもあり
ません。
けれども、コーチには大切であり、普段もこの伝え方が一つ
レパートリーとして増えてもいいかなって思い、ここに書き
ました。

まずは、事実か解釈かを聞き分けたり、言い分けたりすること
一緒にしてみませんか。

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