忙しく感じる時こそ真価が問われる

尊敬するのは、忙しいのに、忙しく見えない人です。
私のメンターのお一人もそうです。
とにかく、お忙しいのは歴然としているのに、スキマ時間を活用されて、お電話で悩みを聞いてくださったりします。でも、隙間時間のように見えないのです。親身に聞いて下さるからです。
そんな時に、忙しい時ほど真価が問われるなと思います。

仕事のパートナーでもあるAさんも、働き過ぎて倒れるんじゃないかと思うほど、ワーカホリック気味。でも、単なるワーカホリックではなく、遊びも時間を作ってされていて、それがまた仕事に繋がってしまうような方です。
ちゃんと、親しい中にも礼儀はあり、メールの返信も早いです。が、お互いの事を理解しているから、メールは淡白。要件のみ。けれども、もどかしいよりも良い「せっかちさ」をお互いに持っているから、ちょうどよい。

その人も、ちゃんと関係性が出来てない場合や、お仕事のお付き合いのある方には、相談事にも丁寧なメール返信をされています。
今回も、私は1行メールを返しただけなのですが、その意図を汲んで、共通のお客様には、説明を入れて、相手に伝わりやすいメールを返信してくださっていました。その文を拝見した時に、「忙しい」を理由にせず、真摯に向き合っているからこそ、結局は忙しさの続くお仕事が入り続けるのだろうと、感じざるを得ませんでした。

メンター然り、Aさん然り、忙しい方こそ、本当に一つ一つを「直ぐに」「丁寧に」「相手の要求に合わせて」完結させて、次のことに進んでいらっしゃるんだという事を改めて感じさせていただきました。
忙しく感じる時こそ、その人の真価が問われると思います。

最近、たまたま周りで「忙しい」と仰っている方も増えました。私自身も、そんな事を言えるようになりました。
けど、真価が問われるのは、これからなんだろうなと、つくづく感じ、周りの人達と共に、一瞬一瞬を大切に、丁寧に、関わっていきたいと思います。

あなたは、忙しい時の自分の様子って、どう見えていますか。どうしていますか。

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