リーダーだって人間だもの・・・

ある団体の地域ごとのチームコーチングをお願いされて、今取り組み中なのですが、基本的には自律が最終目標。
なので、現状の「言えてない本音」「諦めていた事」などを、ちょっと話せる関係位に早目になれるような信頼関係を作りたい。そんな願いを持って、関わっているのだけれど・・・。
やはり、リーダーだって人間だもの・・・って思ってしまいます。

A,B,Cの各チームにそれぞれ関わっていると、やはりそれぞれのチームの個性があります。
そのチームのメンバーの特性。地域柄、職業柄、年齢構成などなど、まさにダイバーシティと言うにふさわしいいろんなメンバーが揃っているわけです。
だからこそ、そこで生まれる相乗効果が楽しみでもあるのだけれど、そのチームにどう携わるのか。お互いのフィーリングからどんなレッテルを貼ってしまうのかによって、その後の関係性も変わってしまいます。

ですから、リーダーである私が、その人達の個性をどれだけ早く引き出し、言い合える関係性を作っていくかのなのでしょうが、表面上上手く言って見えても、何かが違うと思っていると、やはりどこかでその違和感が表出してくる瞬間があるのです。

すると、私も「うわっ、きた!」と身構えてしまったり、なぜこの雰囲気を壊しちゃうのかなあって思うような「反応」が起きるわけです。
けど、これは私の反応であって、周りでは反応してなさそうな人も居るのです。

「あっ、私だけか」と知る瞬間、私は何に反応したんだろう?と自分を知るきっかけにもなりますが、そこに集中しすぎてしまうと、チームとして進む方向に足踏みをし始めてしまうわけです。

リーダーがブレないためには、どこに向かうのか。
これが何のために必要なのか。
自分が何を大切にしているのか。
チームが今、どういう状態なのか。

など、自分にも、周りにも、どちらかだけでなく意識を向けることが重要になります。

解っちゃいるけど、反応して、足踏みしそうな時に、私が良く使うのは、「面白い!」「楽しい!」です。
周りは「は?何言ってるの?」という反応の時もありますが、その言葉を発して、「混乱の後は、ブレイクスルーが起こりやすいよ。前提が覆る瞬間に立ち会えそうだねえ。」とか、「本音が出てきた出てきたあ。」と、その場を軽やかに感じる事で、自分自身が背負い込んでしまわないようにしているのです。

これがイライラさせてしまうこともあるようですが、私にとっては、自分が「この後に変化が起こる」という事を期待しているよ!と自分にも、周りにも伝えるチャンスだと意識付けられるように、自分に対して発している言葉なのかもしれません。

リーダーである私も人間ですもの。
「うっ、辛い」「うっ、やってしまった。これは私の関わり方に問題があったな。」など、反省モードに陥りそうな時があります。
でも、その場で落ち込んだら、それこそその「どよーん」と音のしそうな影響力を発揮してしまうことになってしまいます。
だから、自分を鼓舞したり、リセットさせる言葉や、質問を持っていると、その場はくぐり抜けられる気がしています。

まあ、その後、結局、「どうか関われば良かったんだろう。次はどうしよう。」など、反省と改善を内省しながら次に活かす時間は一人でとるのですが、まずは、リーダーの影響力を考えていくと、今自分の状態がどうか。今、どうするか。を瞬時に切り替える言葉や、パターンがあるのは、結構重要な気がしています。

3つのチーム。どのチームもそれぞれの個性を活かして、混乱が起きても、前に進み続けていきたいと思います。
キーワードは、軽やかに!!

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