関わり方を決めれば、モードも切り替えられる

「私もそう思っていました。」「いつか試してみようと思っていました。」
そうなのね。待っていたんだね。と・・・。

コーチングモードの私は、そう言っているのに、部下や子供だったりすると、そうはいかない。
「思っていたなら、言いなよ。」
「いつかっていつ?今になって言わないでよ。」
「言わなくちゃ解らないでしょ。」
「やらなくちゃ変わらないでしょ。」
ありったけの「今更」って思う言葉を浴びせてしまいそうになります。

この違いは、「どう関わるか」を決めている時と、自分の思いを爆発させている時の違いに過ぎないと思います。

ということは、時間が長い部下と接する時間、子どもと接する時間の、「今この時、にどう関わるか。」を決めていく事ができるようになったら、感情のコントロールも、相手の成長に関わることも、自分の思いを伝える時も、関わり方を選択していけるのではないでしょうか。

今、自分がどういう役割なのか
今、自分がどう関わるのか
決めることで関わり方は、選択し、表現することができるように感じています。

昨日、衝撃の一言がありました。
娘と接している時に、「今日はお母さんは体調が悪いから、ちょっと機嫌が悪くなるかも。」と告げた後に、娘が作った食事に文句を言ったんです。思わず「焦げたら文句を言い、焼きが甘かったら文句を言い、文句ばかりじゃない!調度良い具合にばかりはならないのよ。」言った瞬間、「やってしまった」と思いました。

自分がコントロールできなかったのです。

その瞬間、娘が「体調が悪いだけで感情のコントロールもできないわけ?」と。

グサッ
その通りです。

でも、朝からバトルして送り出すのは、嫌なので、その後は抑えが効いた。そう、体調悪くても、抑えることはできるのですよ。
なのに、体調が悪い時には許されると思っていた私が居たのでしょうね。

娘の痛いツッコミで、体調のせいにして、コントロールしようとしてなかった自分に気づきました。情けなかったです。
けど、小6にして、このツッコミをする娘が末恐ろしくも感じました。

ただ、どんな時にも、コントロールは「決めればできる」という事に気付けました。

良く「部下に怒ってしまいそうになるんですが・・・」と相談してくださる方がいらっしゃいますが、「どう関わるか」もっと言えば「育てるためにどうか変わればいいのか」を決めてみませんか。

衝撃の一言から気づいた私だから、言い切ります。
「今、どう関わるか」を決めたら、コントロールはできます。

それでも「やっちゃったあ」と思う事もあるでしょうが、それはいいじゃないですか。人間ですもの。
次、同じようなことがあった時に、活かしていきましょうよ。私も含めて・・・。

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