このたび、私としては当然クリアしなくてはならなかった資格試験を受ける事ができ、クリアできました。まずはホッとした時の思いって、最終目標ではないんですよね。それが、身にしみて感じられたのが、周りの反応でした。
この関門はどうしても、お客様により良いものを提供するために、また継続的に提供するためには必要なものだと感じたので、苦手な英語と極力関わらなくても良い道を通りながら、やっとの思いで、トライしたものでした。
そして、関係する所に、報告をしたわけですが、反応が様々でした。
「おめでとうございます。次はその上ですね。」
「やりましたね。」
「一安心ですね。」
など、ほんとに様々。でも一番多かったのが、「次はその上ですね。」でした。
終わって、少しホッとしている所に、「さあ、次!」と言われているようで、毎日の仕事に負われている時のような苦しさも感じました。けれど、その反応は、ある意味、期待でもあり、まだ最終目標ではないよね、という喝のようにも感じられました。
つまり、ハードルを超えたに過ぎないのです。
自分のメンターと話していたら、「期待に答えるのがあなたの仕事ではない。期待以上のものを提供していくのがあなたの仕事でしょ。だったら、終わりはないよ。今は、まず喜ぶことも大切。けど、すぐに切り替えないと、次のハードルは待っている。」
確かに、私は陸上は詳しくないですが、高校時代にハードルを教えてもらった時に「ハードルは超える事以上に、いかに飛び越えた足ではなく、その後ろの足を、早く引き寄せて、次のハードルに向けた準備をするかだ。」と言われた事がありました。
もうかなり経っているのに、なぜかその言葉をメンターの話しの後にふと思い出しました。
ハードルをクリアすることは大切だけれど、超えたらすぐに次のために準備が始められるかが、成長を続けるポイントなんだろうなと思いました。
というわけで、本当はもっとゆっくり「やったあ」っという達成感に浸っていたかったのですが、次の準備を始めることになりました。
そして、その資格を活かすための準備も始まりました。
喝を入れてくださった方々に感謝します。
より良いものを提供し続けるためにも、成長を続けていきます。
あなたは、ハードルを超えた後、どの位余韻に浸りますか。
そして、次の準備はいつ頃始まっていますか。
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