疑似体験できる本を読む

国際的にご活躍されているコーチの凄いのは、その人に合っていると思われる本を「だったらこの本を読んでみたら」と、すぐにご提案いただけること。
別に無理強いされるわけでもなく、良かったらと進められるのだけれど、なぜ本を薦めて下さるのかを聞きました。

すると、「著者の考え方を知ろうと思って読むのも、コーチの勉強になります。その人の大切にしている思いや、価値も見えるようにトレーニングできますよ。」と。なるほど!確かに、自分も文を書いていて、自分の癖が有ることに気づきますし、他の人のブログなどを読んでいても、その人の背景を想像してしまうことがあります。
これは面白い!!

でも、敢えてその本をご紹介いただけるのはなぜか。と続けて伺いました。

答えは「それは疑似体験ができるからだよ。あなたと同じだと私が感じた事や、あなたが見えてないと思う事がその本のなかに隠れているように思うんだよ。」と。
最初は丁寧な言葉だったのですが、その時は私があまりにも当然の事を聴いてしまったのか、普段のその方の話し方でした。

私も本は沢山読みます。
人に薦められた本も沢山読みます。
けれども、クライアントさんに提案できた事はそんなに多くないと思います。
まだまだその間のその方とのやりとりに集中しすぎているのかもしれません。

けれども、確かに疑似体験から得るものは、私が「知らない事を知らない」領域から、「知らない事を知る」領域に導いてくれました。
知ったら試したくなる性分なので、すぐに試しちゃうから、本から学んだって感覚がないのかもしれません。

けれども、これからは少し紹介もしていきたいなと思いました。
こっそり本の紹介サイトも作っているのですが、あまり更新してない事に気づいてしまった私。
ちょっとでも、お役に立てそうな本も紹介していきたいと思います。

かなり私の偏り(お仕事大好きという部分)も見えちゃいますけれどね(苦笑)

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