日頃の関わりが言葉さえ変える

昨日(2010年7月23日)の夜は、コーチ養成の学習会を電話で行うクラス運営をしておりました。その際に扱った事が「相手を認める」というアクノレッジメントや承認といわれているスキルについて扱うものでした。その際、改めて「日頃の関わり方」が大切なんだなと感じました。

非常に少ない人数だったということもあり、お互いが非常にサポータブルな関係作りが出来ていました。そんな中、スキルについて学び合っているうちに、「言葉」が大切なのではなく、日頃の関わり方で、その人との関係性や、その言葉に込められた意味を含めて受け手側は受け取るんだという話しがでました。
となると、相手を認めているつもりでも、その相手が認められているように感じているかは、日頃の関わり方次第ということになります。

その日頃の関わりというのが、信頼関係であるという言葉もでてきて、信頼関係を構築するためには、日頃成果がでたときに自然に声をかけていたり、挨拶を交わしていたり、笑顔をかわしていたり、お互いを知ろうとしていたりと、言葉一つにも、「言霊(ことだま)」が乗っかってくるんですね。相手に興味を示しているのか、相手を信頼しているのかが、日頃の何気ない会話から伝わってしまっているんですね。

リーダーが「部下を認めてやっても響かない。」とか、教員が「今の子は何を言っても無駄」とか、親が「うちの子
は挨拶すらできない」などとお話をして下さる方がいらっしゃるとしたら、あなたは、相手をどう思っているのですか。信じていますか?日頃どう接していますか?あなたの日頃の関わりをもう一度見直してみませんか。

「卵が先か、鶏が先か」という問答と同じように、相手が変化するのを待っているのではなく、自分の日頃の関わりを変えることで相手との関係性が変わる可能性もあります。自分からちょっと歩み寄ってみませんか。

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