リーダーの口癖が風土を創る

「なぜできないんだ」と怒鳴る上司の元では、言い訳上手な人が育ち、「どうしたら良いかなあ」と考える癖のある上司の元では、考える部下が育つ。
「自分には何ができるのかなあ」と口癖のように言う上司の下には、自分にできる事をしっかりやろうとする部下が育つ。
口癖が風土を作っていくんだろうなと感じたのが既に10年以上前でした。

結局、風土を変えたければ、この口癖を変えていくだけでも、すぐには切り替えられなくても徐々に応えられる人が増えていき、風土が自然に変えていけるのを見てきました。

これはコーチング的な観点だけだったけれども、結構、違う口癖も移るものなのだなと思ったら、組織って面白いなって思うようになってきました。

「おっはよ~」と言う上司のチーム。同僚同士だと「おっはよ~」と言う。
「さて、帰るぞ」と大きな声を出す人のチーム。「帰りまあす」と皆さんが帰り際は大きく声をあげる。
「よしっ」と気合を入れる上司。「よしっ」と小さく気合を入れる部下。(私)
「もっといい所見ようよ」と言う親。「もっと人の良い所を言い合えた方がいいと思います」と発言する子供。

などなど、仕事や家庭。上下があるような所では、結局、上の人の口癖が移っているように感じました。

あなたはどんな口癖に影響されていますか。
どんな口癖の影響を与えていますか。

もしも、変えたいとしたら、どんな風に変えますか。

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