チームの一体感の強化に必要なもの

おととい、昨日と研修を行ったのですが、非常に一体感のある方々でした。
特に、一体感が増したのは、あることをしたときでした。

それは、解りやすいゴールを短期間でクリアするということです。

日ごろ、会話を交わさない人たちが、一緒になって短期間でゴールに向けて進む。
しかも、それをクリアした時に、「どうよかったのか」を伝えることがさらに効果を増していたように思います。

元々相乗効果を狙って行ったものだったのですが、「コミュニケーションの量が多い」「ゴールが解りやすい」「期間が短い」「達成した時に褒め合える」ということが一体になっているだけで、一体感は増します。
行動心理学などでも、「結果が出た時に1分以内に心地よい印象があると、次に繋がる(またやりたくなる)」ということが言われています。その通りのことがセットされるだけでも、チームの一体感を増すことができるのですよね。

そう考えると、日々の仕事は、ゴールが複雑化したり、長期間であったり、ゴールを達成したことを心地よいと思える仕組みがなかったりしていませんか。

そんな部分が仕組み化できれば、一体感を感じながら行うことができるのではないでしょうか。

解ってはいても難しいと感じることもありますが、一体感が不足している時に、どれが不足しているのか、を考えることによって、チームの一体感を強化するヒントは得られるのではないでしょうか。

私もあるチームに所属をしていて、チームがバラバラになりそうな時、不足していることを考えたら、コミュニケーションの量が少なく、ゴールが不明瞭になってきているのを感じました。

そのため、一挙両得のつもりで、ゴールを明確にするためのディスカッションの場を持ちました。

すると、数名がやめてしまいました。既に「一体感がない」と感じさせてしまっていたのです。だから離れる人もいらっしゃいました。しかし、ほかの人はそこで話をしたことで、一体感が生まれるだけではなく、お互いがどう関わるのか、次までに何をするのか。次はいつ会おうかと話をしていくことで、再燃したのです。
仲間が減ってしまったのは寂しかったですが、もっと時期が遅れていたら、もっと多くの方々が離れていたのかなと思うと、良い勉強の機会をもらったように思いました。

それ以降は私が家庭の事情で続けることが困難になり、今は私は抜けてしまいました。が、今もその人たちは仲良くゴールを目指して動いていらっしゃるので、陰ながら応援しております。

一体感が強化されるであろうことを感じてはいましたが、一昨日、昨日で確信に変わったので、書かせていただきました。
あなたのチームはいかがですか。

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