○人寄れば文殊の知恵

昨日(2010年7月5日)は夜、中小企業経営者の問題解決会議+伝え方トレーニングを開催しました。参加者の方が少なかったものの、やはり人数分の知恵は出てくるなと思いました。が、この会議にはしくみが・・・。

この会議は当てられた人しか意見してはならず、あとは質問をしていくというアクションラーニングの手法で行っているのです。
そのため、押し付けではなく、質問された人や、その周りの人がその質問について真剣に考える。その結果、視点をもらいながら問題を出した人は考える事ができます。
他の人は、部下に接するときのトレーニングのような印象です。

結局、最後にはディスカッションをするのですが、その時にはみんな否定も何もなく、ただただ自分の考えをプレゼントするという思いに変わっています。人の数だけ知恵があると言いますが、人の数だけ視点もあるんだなと思います。その人にとっては当たり前のことが、他の人にとっては当たり前じゃないこともある。みんなが当たり前と思うことが、実は根っこの問題だったりする。
意見を戦わせないだけ、経営者の集まりでは、それぞれが持ち帰るものを見つけて職場に戻っていきます。ちょっとしたお互いの高めあいの場。それが積み重なったら、どんな大きなパワーになるのでしょうか。

そして、それぞれの企業でこの知恵や視点が社員さんの数だけでるようになったら、どんなにパワフルな企業様になるでしょうか。想像しただけでワクワクしてしまいました。

あなたは、周囲の人がどんな視点を持っているか聴いた事ありますか。

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