泣くな!と思った時には・・

最近、「新入社員がすぐ泣く」という話しを耳にすることがありますが、私も新入社員研修で、泣かれてしまうこともあります。
ただ、それは最近というわけではないのですが、確かに多くなってきたような印象があります。
そんな泣かれた時にどう対応していますか。

多くの場合は、人の反応としてある、「闘う」か「逃げる」になることがありますよね。
私は受け止める事はあっても、内心「泣いちゃった。どうしよう」「泣かないでよ~」と思ってしまうこともあります。

最近の発見です。
本当に良く泣く社員が居るので、「どうして泣くの?」と聴いていました。

なんと答えたと思います?

多分、「悔しい」とか「怒られたと思って怖かった」、「今まで叱られたことがない」とかが返ってくるだろうと思っていたら、

なんと
「嬉しいです。」
と言うんです。

「それだけ本気になって、私の事を心配してくれる人が居るんだなと思ったら嬉しくて・・・。」と。

そんな答えが返ってくると思っていなかったので、対応に困りました。

けれども、その時に私も学んだのは、価値観も多様化している今は、泣いている理由も聞いてみないと解らないものだなあと。
答えによって、対応も変わってくると思うのです。

私自身が、「泣かれる」事に対して、「やっちゃった」「面倒だな」というネガティブな印象を持っていた事にも改めて気づきました。

答えに困った私も「嬉しいなら、その思いに応えられる行動をお願いします。」と伝えましたが、パブロフの犬のように、今でも泣いちゃいます。けれども、行動は変化しているため、叱る機会も諭す機会も徐々に減ってきて、笑顔を見る機会もかなり増えました。

これからも、なく人が居たら、「どうして泣いているの?」と聞いてみたいと思います。

あなたはどんな対応をしていますか。

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