チームが共有するもの

チームが共有するものと言えば、ビジョンやあり方(企業だと理念)などと言われますが、他にも忘れたくないもの。
それは・・・

「問題」です。
自分たちの抱えている問題が、共有されることがあると、その問題解決のために、一丸となれる。色んな解決策が浮かぶ。など、チームがまとまるための一つの要素になり得るんだなと思える事がありました。

理想と問題。
どちらも共有できていることで、向かう方向、改善していくべきことなども明確になりやすいと感じられました。

が、問題については、表面的な問題よりも、「そもそもなぜそれらの表面的な問題が起こっているのか」という点に向いた時に、一段と一丸となれると感じました。

ただし、「私達」「私」が抱えている問題という点については、大切にしないと、「環境が悪い」「仕組みが悪い」など、自分が変化に関われない問題にすると、他責にして終わりになってしまいます。また上下が一緒に問題を探すと、上司は概念的な部分を、部下は具体的な部分を、と問題のカテゴリーの大きさが違うため、「そこじゃないんだよな」という思いも起こりやすいです。
ここが、「問題」を共有する難しさだなと思っています。

そのために、アクションラーニングという手法もあるのですが、昨日はその会議を3回行いましたが、3回終わった時には、チームが凄く一丸となっている様子を感じました。
チームで話し合う事の先には、ビジョンやあり方などはあっても、そこに向かうための問題も共有も大切なんだなと、改めて感じさせていただきました。

個々のリソース(持っているもの)を理解しているからこそ、その人達の知恵を出し合える事もあるため、リソースの共有も背後には大切な要素でもあります。
この点に置いては、日々のコミュニケーションの中で得ていけるものも多いでしょう。

共有と一言に言っても、本当に多くの共有がなされているかどうかで、チームの成長に凄く影響するんだなと改めて知ることができました。

あなたのチームは、何が共有できていて、何が足りていませんか。

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