話したいことが話せているのか

私は結構のんびりしているのに、せっかちです。って矛盾していますね。時間的にはのんびりですが、のんびりするために無駄なことはしたくないのです。
いわゆる面倒臭がりかもしれないなと、最近は凄く自覚をしています。
たまに、話しを聞いている間に眠くなる事があります。けどこれには2つの要素があると解りました。

一つは自分が興味がないか、自分が体調が悪い時。
これは完全に私の中に問題がある場合です。

そして、もう一つが、相手が本当に話したいことを話していないから、ダラダラ話していて、話している方も気持ちが乗っていない事を直感で感じて居る時です。

ある時までは、一つ目だけだと思っていたので、自分を制する事にエネルギーを注ぎはじめてしまうことがありました。
が、あるコーチングで自分が話している事のメモを見ている時に、ふと気付きました。
私は、コーチの質問だから仕方なく答えていて、自分が話したい事ではないことに時間を使っていると思って、話すのがつまらなくなったことがありました。その感想を見た時に、そっかあ、誘導しているつもりはなくても、相手も話したいことを話せてない事もあるんだろうなと。

そこで、私が同じように眠くなった時に、聞いてみました。
「今、この話を続けていてもいいですか?」
「話したいことを話せていますか?」

正直、聴くことは自分の関わり方にNOと言われる気がして怖いと思った時期もありましたが、聞いてみると、なぜこの話をしたいのかを話してくださったり、大丈夫ですと確認が取れたり、眠気がお互いにスッとなくなるような気がしました。

なかには「ちょっと何話しているのか判らなくなってきました」という方もいらっしゃるので、ではここから、どんな話しができたらいいですかと、仕切り直しが出来たりもしました。

直感が正しいか間違っているかも解りませんが、それは聞いてみなければ解らない。
だったら、聞いてみることも怖く感じた事もありましたが、重要なんだと今は思います。

人が一人ひとり違うように、一人ひとり感じている事も違うのだから、まずは相手を知ろうと話しを聴くのも大切だけれど、想像だけで終わるのではなく、解らない場合には、相手に聞いてみる事自体が、何かその人に気付きを与えることもあるのではないでしょうか。

ちなみに、私の場合、ダラダラ説明してしまっている時というのは、伝わっていなそうな人に「解って欲しい時」なんだなと解るようになりました。この時は、正直話したくて話している場面ではなく、相手の顔色を見ながら話している時でした。
無意識に長く成る時は、曖昧な時です。答えを探しながら話している時です。この時は結構楽しげに話せます。
私には、このダラダラ時間が自分の中で答えを見つける時間なので、重要だともわかったのですが、たまに「で、何が言いたいの?」と言われる事があると、もう全く話せなくなってしまいます。

不思議なものですね。
私の中にも気づいているだけでもこの2つのパターンがあるのですから、世の中には人の数だけ感じ取り方などもあるのでしょうね。
だからこそ、聞く。

あなたも、もしかしたら、相手との会話の中で眠いなって思う時があるとしたら、あなたの興味や体調の事もあるかもしれませんが、もしかしたら相手も何か感じているかもしれません。ちょっと違った視点からですが、こんな話しをさせていただきました。

あなたは、どう思いましたか。

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