エネルギーの無駄遣いをしていませんか

昨日(2010年5月23日)も勉強をしてきました。というよりも体験をしてきました。今まで、何気にやってきたことにもしっかり意味があった事、定義があったことを知りました。その事で複雑に見えていた人間関係が、「一つなんだなあ」と言う気分にさせられました。その中でエネルギーについての話があって、これはあなたにも聴いてみたいことです。

あなたは、自分のエネルギー(力の源だったり、モチベーション)について自分でどんな時にどのように感じていますか。
私達は知らないうちにエネルギー漏れをしているってご存知ですか。社会の中のしがらみの中や、同じ仲間と何度も顔を合わせる関係があるところでは、「ここは好きだけれど、ここが気に入らない」という事が当然のように発生します。

けれども、その中で相手を「そのままで価値ある存在なんだよ」「私はあなたを見ているよ」という気持ちで接しているだけで、実は自分自身にも同じ事を言っているような錯覚に陥るのが脳の構造のようです。

そのことで人は「この空間は安全だ」「この人は安心だ」と思うようになり、同じように自分もそのように思えるようになっている。まるで鏡のようです。
この状態になった時に始めてエネルギー漏れがなくなるのだそうです。

頭で聴いているだけでは「そうかもしれないけれど、本当にそうなのかなあ?」と考える人も居るかもしれません。そういう方は実際に体験してみてください。相手に「あなたは勝ちある存在だ」という気持ちをこめて会話をしてみてください。否定語は使わずに・・・。
するとなぜか温かい気分になったり、口調が優しくなったりする事で相手も変化をしてきます。この反応自体は無意識なのであまりよく分からないですが、今までなぜか焦っていたことがすっと落ち着いたり、冷静になれたりといろんな反応をされている方がいらっしゃいました。
けれども、確実に自分のためにエネルギーを使っている感覚を持つことができました。

良く相手を受け止めるとか、相手に合わせるとコミュニケーションの研修でも話しをしますが、それは相手が安心できるようにだけではなく、結果的に自分自身のエネルギーも浪費を減らすことができるんだと知りました。

ちなみに安心安全を感じるために、人が自然としていることは、似た部分を持った人には「仲間意識」が芽生え安心できるという事です。
たとえば、同郷というだけで親しくなる。似た趣味があり会話が弾む。同じ体験をした人に親近感を覚える。同じタイミングで目があった人と気が合う気持ちになる。などなど、外的要因も内的要因もありますが、いろんな「似た部分探し」を無意識にして、安全な場を確保しようとするのが人の常。
そして、その安心安全な場を演出することが、相手に合わせてあげることで、似た空間を自ら作ることです。うなづいてあげる、おなじ声のトーンで話す。なども簡単にできる事になります。

その安心安全な場が提供され、エネルギーの無駄遣いがなくなった時、あなたはまず最初に何を感じるのでしょうか。

どこかで人は自分を否定しながらエネルギーを浪費しながら進んでいる人が大半なんだとか。私もその一人。
けれども、昨日まででその浪費が少しなくなったことで、これからの未来が進みやすくなったように感じます。まだまだ勉強は始まったばかり。この学びをまた体験を通して、深めていきたいと思います。

あなたも一緒に自分の本当に願う事にエネルギーを集中させてみませんか。

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