宣言する事というのは簡単じゃない

セミナーで、知識を活かせるものになってほしいという思いから、「実際に学んだ事をだれにどう使うか」という視点を持って参加してもらうと、非常に吸収力が違います。けれども、宣言というのは何度もやってみると傾向があるような気がしました。

小さなサンプル数でしかないのですが、セミナーでも、企業コーチングでも、最後の最後に、宣言となると、非常に安全なできる範囲の事しかしないのです。
地域性やコミュニケーションのタイプもあるのかなと思っていたのですが、それだけでもなく、研修中は、「なるほど!それいいですね」とイメージもあったとしても宣言は、全く違うものを答えるのです。

最初の頃は「そこ?」って思っていましたが、こうして小さいテーマを言いたくなるのはどうしてだろう?と考えて聴いてみたり、観察をしてみrと、「宣言」というものは大きな意味を持っていて、やるのが当然と思われる事によって、小さいテーマで確実にできることを伝えるんだろうと思いました。

特に日々が忙しくて、「職場では使えない」とか「こうして話す時間が勿体無い」というような状態だと、宣言は「宣言させられる」という思いになるのではないかと考えられます。
つまり、宣言をすると行動しなければならないと自分で認識されているからこそ、宣言したくないんだろうなと考えてしまいます。宣言したら仕事が増えると感じているのではないでしょうか。

確かにそうなるからこそ、何をやめ何を始めてみるのかを問いかけるのが、大切なんだろうと考えられました。
私自身も、今は宣言したら辛いと思ってしまうので、先にこの事をあきらめて、それから宣言した事に集中できるようにしたいと思います。

宣言するのって簡単じゃないんですよね。

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