人は学習の仕方さえ違う

人の学習の仕方には、聴きながら覚える人。目で見て覚える人。体感して覚える人。言葉として認識して覚える人。と大きくわけて4つあるのだと学びましたが、それぞれの特徴があります。

体感して覚える人は、とにかく理屈抜きでやってみる人。マニュアルを読まないでやりながら覚えようという人達です。失敗をしながら、またそこから学んで成長を重ねていくので、まずは体験することが大切な人たち。こういう人たちは事前の説明はポイントだけに絞って伝えたとしても、まず体感ですよね。

目で見て覚えるタイプの人は、図や表などにするとわかりやすいタイプの人たち。目でみたものが目に焼き付く人達。先に見本を見せてあげることもできると思います。DVDなどでの学習も良いでしょうね。

言語の人はとにかくメモをとって、言葉にこだわって覚える人。感覚よりもとにかく言語化されたもので覚えていくタイプ。本を読む人も多いです。本を読んで学習するのが効果があるのかもしれません。

聴く人は雑音のないところで、聴いて覚える。話しを聴いて覚えたり、ブツブツひとりごとを言いながら覚えたりします。CDなど音源からの学習も得意です。

こうしたそれぞれの学習の違いがあることを認識しておくだけでも違いますよね。
私も部下が、ひとりごとやブツブツ言っている時には、邪魔をしないように静かにしている事にしていました。こうして覚えるんですよね。
他の部下は、とにかく大きな字で、覚える事をポスト・イットでペタペタ貼って、覚えるとはがしていました。この人は見て覚えるタイプなのでしょうね。結構、データなどもカラフルで私にはない視点なので、影響された部分も多かったです。

昨日は聴くタイプの方とお話をしていましたが、一人で自分の思考を巡らせている時には、言葉が平坦になりずっと言葉が途切れることなく話されていました。けれどもまとまると目を上げて、声のトーンさえ変わって話をされます。
自分では気づいていらっしゃらなかったようですが、そのことを伝えると、もっと早く知っていたら私も勉強の仕方を変えれたのにと仰っていました。

細かく言えば、まだまだ特徴はあるのですが、大きくわけて4つ。私の場合はきっと場合によってですが、体感と視覚が優位のようです。あなたはどの感覚が優位なのでしょうか。(優位とは他がないわけではなく、どれが一番特徴として優れているか)

コメント

タイトルとURLをコピーしました