リーダーは自分で自分をコントロールできる人

これが全てではないと思いますが、リーダーは自分で自分をコントロールできる人なんだと思います。とは言っても、自分では見えない無意識の部分や、自分の視点からだと偏るものもあるからこそ、私達コーチが要るのだろうと感じることがあります。
では、いったい自分をコントロールとは、自分の何をコントロールするのでしょうか。

メンタルトレーニングの本に記載されていた「LMI法」が非常に分かりやすかったです。

L(languege) 言葉で「思い」をコントロールする
M(movement) 動作や表情で「思い」をコントロールする
I (image) イメージで「思い」をコントロールする

以上の3つをコントロールするために、自分が最高にやる気のでる「言葉」「動作や表情」「イメージ」を決めることが大切になるようです。NLPの観点から言えば、アンカリングなんだろうと思いますが、逆境の時ほどこの状態が、今まさにここで起こっているかのようにイメージできれば、リラックスして本来の力が発揮できるようになるということです。
スポーツの世界では、このことが「自分ならできる」という思いに繋がるそうです。結果的に「できない」ではなく、「自分ならできる」と思えるわけですから、強くなりますよね。

リーダーは、なかなか弱みを見せることができない場合が多いのかもしれません。部下を不安にさせないためにも、今こそLMIが必要なのかもしれませんね。

前の職場では、トップ3と言われた経営者(会社全体を見る)、経理部長(お金を見る)、私(仕事を見る)が、みんな「LMI法」を自然に身につけていたのかもしれません。根拠のない自信を会社に対しても持っていました。結果的に、部下はそれらの点について不安がることはありませんでした。(不満はあったのかもしれませんが・・・苦笑)
少しでも、自分の思いをコントロールできるようになるだけで、チーム全体の雰囲気も変化しますので、少しシェア(分かち合い)です。

あなたの最高の状態ってどんな状態ですか。

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