ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

5%の見える部分より95%に目をむけてみる

   

今朝目覚めたら、ふと思い浮かびました。それに何の意味があるのか、書きながら考えようと思います。
その思い浮かんだのは、元プロサッカー選手の中田英寿さんが、高校サッカーに出場していた頃に受けたインタビューの回答です。プロになられてから放送されたものだったのですが、中田さんが恩師から言われた言葉だったそうです。

「サッカーのグラウンドでボールに触れる時間はどんな選手でも5%に過ぎないだろう。その5%にどう見せるかよりも、残りの95%の時間に、どう動き、何をするのかが重要なんです。だから周りの動きを見たり、自分がどう動くかを考えたりするんです。」というような話しをされていました。

その言葉を聴いた頃の私は、部下のパフォーマンスチェックも見えている部分にばかり目を向けていました。当然、そういう私だから、私自身もきっと見える部分にエネルギーを集中していたのだろうと思います。
しかし、そんな私にその言葉がその時の自分に言われているようで、まるで私に対して言ってくれたのかと勘違いするほどの衝撃が体中に走りました。

「当然のことなのかもしれないのに、私は部下の日頃の努力をしっかり見れているのだろうか?」「上司の表面的な部分に怒っていることもあるけれど、上司の普段を見たことがあるだろうか?」どちらもNOでした。

次の日から、日頃の様子を今まで以上に見るようになりました。すると日頃頑張っているのに、見える部分で緊張してしまう人も居るし、見える部分の表現を私が理解できてなかっただけの人も居ました。ショックでした。こんなにも相手のことを見てない私が居た事に・・・。

随分前のことになりますが、「転職をしたい」と言う夫に対し、その事を口にした5%ではなく、そういうに至った95%の彼について、話を聞くこともできて、彼がやりたいことをやれる場所を見つけて転職を希望していることも分かったし、強い思いも感じることができました。「給料が転職によって下がるけれどいいのか」と聴かれましたが、そのことも含めて考えたうえで私に伝えてくれた思いを尊重することができました。

コーチとしても、セッションの時間も大切だけれど、セッションとセッションの間にも目を向けられているのもこの言葉がずっと心にあるからかもしれません。そうすると、相手がセッションで発している言葉も一部分に過ぎないと思えるから、もっと聴こうとしてしまいます。

サッカーというスポーツを通した言葉が、私の考え方そのものを変えてくれた気がします。その後にプロバレーボール選手の越川選手も同じような事をお話されていたし、私の中でずっと意識し続ける言葉になっているような気がします。

今朝、ふと目覚めにその中田さんのインタビューのシーンを夢で見たのです。
もしかしたら、自分の中で95%の今の自分に満足していないのかもしれません。もっと言えば5%で何を発揮するのかが見えなくなっているのかもしれません。
昨夜、手帳を開いたときに、手帳の最初のページに年始に書いた今年の目標がちらりと見えました。志なかばで諦めてしまったこともありました。
きっとその事が気になったのだと思います。諦めるのはやりきった人がすることで、私まだやりきってないなって思ったんですよね。
ふと思い浮かんだのは自分への無意識のメッセージだったんだと思います。今日は出かける予定がありますが、少しでも前向きに取り組んでみようと思います。

あなたは、周りの95%に興味をどう持ちますか。
自分自身にはどうですか。

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