子供が一瞬でやる気になった理由

娘が単純なのかどうかは解りません。けれども、コーチングの観点から言ってもすごく理にかなっている事が起こりました。それは、子供が一瞬でやる気になったのです。何があったのかお話します。

娘は動物が大好きです。兄弟も居ないので動物を可愛がる時のまなざしはお姉さんのように優しくなり、妹や弟が居たらこうなるのかな?と想像させてくれる様子です。たまに可愛いペット達に会いにペットショップに行くと、娘はずっとその場から動きません。ずっとあそんでいます。

2日前の日曜日も同じように近くのペットショップに居りました。
今回は抱っこされるのが大好きな4ヶ月の黒いトイプードルに触れられるようになっていました。娘は嬉しそうにその子とあそんでいるうちに、きっと我慢できなくなったのでしょう。「犬が飼いたい」と言いました。

でも、日頃の娘が一瞬だけ可愛がるであろう事は目に見えており、今のままでは犬は飼えないよという事になりました。
すると、どうしたら飼えるのかを聞き始めました。条件やお話は3つです。

1.犬は人間より寿命が短いから、自分より先に死んじゃうけれど、我慢できるのか。
   →まあ、ピンと来てないでしょうが、できる!といいました。
2.お散歩は自分で連れて行かなければならないから、ぎりぎりに起きている今のままでは飼えないよ。
  だから、まずは早起きできるようになること!ちゃんと食事をとってから出かける習慣をつけること
   →これも「わかった!」といいました。
3.突然、二つが出来て犬を飼って、本当に可愛がれるのか解らないから、まずは次に気になっている動物の
  ハムスターをちゃんと育てられること。
   →ハムスターが育てられたら、犬を飼うように、犬の事を勉強することも条件になりました。

以上の3つです。
娘の中にきっと「犬を飼うイメージ」と、「どうしたら飼えるようになるのかのイメージ」が湧いたんだと思います。

早速、昨日から娘の早起きと、何も言わず朝食を食べきる事が始まりました。それだけでなく、何か言われたら「はい」と返事をするようになりました。早起きのために自ら時間を決めて寝るようにまでなっています。

お風呂にはいったときに「頑張ってるね」と言うと、娘はまず夏にハムスターを買って、2年くらいは生きてるだろうから、その間に犬の飼い方を勉強して、4年生の誕生日(今は2年生)には犬を買ってもらうんだと嬉しそうに話しました。だから、犬の散歩ができるように早起きしたり、元気でいなくちゃいけないし、いっぱいやることがあるのだそうです。
その後、どんな犬種がいいのかと色々話したりしました。

今朝も、起こさないで起きれるのかな?と様子を見ていましたが、自分で起きてすぐに着替えをしていました。
ただ、一つだけ。私には挨拶をしたりするのに、他の家族には話そうとしません。どうしてか聴いてみると、「お母さんだけが応援してくれている」といいました。

実際にはみんな応援しているんだけれど、疲れてはいるんです。
私だけが、疲れてない。それだけなんですけれどね。

改めて、娘がやる気になったのは、「目標のイメージ」と「これをやったら大丈夫」という「プロセスのイメージ」と支援者が揃ったから、続けることができているのですよね。
通常なら3日坊主かなと思う所ですが、なぜか私も今回は娘がずっと続くと信じきれています。それも娘に伝わっているのかもしれませんね。

子育てだけじゃなく、色んな場面で使えるんじゃないでしょうか。

また、コーチングのアプローチにも似ているなと少し思ったので、ブログに書かせてもらいました。

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