一歩動いてみる

踏み出す力って後から思えば小さくても、その一歩が踏み出せなくて、留まっている人も多いのではないでしょうか。私も動いてみることはほとんどの場合すぐに出来ます。けれども、踏み出せない領域の一歩もありました。しかし、昨日(2011年3月2日)に踏み出してみました。

正直今もまだ不安です。しかし、まだ見ぬ物への不安は付き物だと今は思おうとしています。(まだ無理している)

今まで踏み出せなかったのは、周囲と比べて「もっとすごい人達が居るのに、私なんぞが・・・」「まだ早いよね」「他にやれる人が居るだろうに」などと周囲と比べたり、周囲に動いてくれることを期待していたからでした。

しかし「里江ちゃんならできるんじゃない?」「完璧でなくてもいいんだよ」「まずは動いてみないと、実際に実現するかも分からないじゃん」と色んな言葉で背中を押され、やっと一歩前に出てみようと思えました。
勇気を持って踏み出してみても、やっぱり不安が消えることはありません。

3年前に知り合って、今もたまにお話をさせていただいている心理学の先生で実際にも数多くの組織に行っていらっしゃる先生に「不安と恐怖の違い」について伺ったことがあります。
「不安は未知、恐怖は既知」という明確な答えを頂きました。恐怖は既知だから乗り越える事でクリアできる。未知に関しては、イメージをネガティブに捉えない事が大切と仰っていました。

その事を思い浮かべ、実際にどういう風に関わっていくのか、どういう強みを活かすのか、どう影響を与えていくのか、リスクは何か。など考えてみました。正直それまでは、リスクやネガティブなイメージでいっぱいだったのです。だからこそ、戻れるものなら戻りたいという思いもありましたが、踏み出せた一歩をみたときに、これからそこに合う人になっていけばいいし、自分が何をしたいのかを考えていけばいいと思えるようになりました。
というよりも、本当は「そうしたいから踏み出したかった一歩」なのに、踏み出せてなかっただけですから。

今回、たまたま背中を教えてもらえたことで、とうとう一歩を踏み出しました。
これからどうなっていくのか、正直不安です。でも、この不安も未来のイメージをポジティブに描くことで変化させていこうと思います。

他のことなら躊躇わず進める一歩が踏み出せなかった領域にとうとう一歩を踏み出しました。
今、やれることをやってみる。それが一回しかない人生を楽しむ私なりの答えなのかもしれません。

この一歩が、新たなる道を作ったときにはまた報告しますね。

あなたは、未知のことにネガティブなイメージを描いて、一歩が踏み出せてないことってありませんか。

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