この人にならここまで話せる

今朝(2011年3月2日)はコーチとのセッションでした。もっと仕事寄りの話しもあるのでしょうが、今日は仕事に集中するためにも、どうしても「今話したい」「今クリアしておきたい」と思うテーマがありました。でも、通常であれば話さないであろう事だと思います。本当にプライベートな事だからです。しかし、このコーチなら話せると思えたのです。ですからそのテーマでお話をさせてもらいました。

内容については詳しくお話できませんが、いくつもの事が芋づる式に解決できた気分でした。プライベートな話しなのに、結果として私の大好きな仕事の話まで繋がっていきました。
きっと、表面的に仕事の話だけをしていたら、その場は解決できても、きっと明日や一週間後には元に戻っていたかもしれません。

コーチ以外にも「ここまで話してもいいのだろうか」と思う話しを出来る人も居ました。けれども、どうしても言葉の会話になってしまうので、真意まではやりとりできぬままのこともあるように思います。しかし、言葉以外の部分も聴いてくれるコーチだからこそ、新たな発見があります。

例えば、私は岐阜で仕事環境を整えて仕事スペースがあるのですが、広いのです。ありがたいことなのですが、どうも私は右側に本棚。左側に書類を積みます。また見苦しいから片付けるのに、すぐに左側には書類を積むのです。考えてみると、私は小さい頃から小さいスペースで集中している事が多かったので、狭いほうが落ち着くんですよね。これも、コーチとのセッションの中で気付けたことでした。自分ではそんな無意識に気付かなかったので、今、左にブックエンドを置いてみました。そこにコルクボードを立てかけて、目線領域に小さな壁を造ってみたのです。そうしたら、すごく落ち着くんですよ。その向こう側のつんだものを整理したくなりました。

たったこれだけの事に気付かないために、綺麗にしたいのにすぐに汚してしまうと思っていたのですが、そうではなく、狭い空間にするために左側にものをおいていた事に気づく事ができました。そうなれば、もう左に積むものは要らず、目線を仕切るものがあれば、綺麗なままで居られるわけです。それによって、集中も出来、私の効率もアップします。

こんな他愛もない事でも仕事の効率を変えてしまいますし、ストレスさえ軽減します。無意識だから気付けないことを気付かせてくれる存在であることは間違いないです。

こうしたことの繰り返しもあり、もっと「今のこの出来事をクリアしないと、集中できないよ」という事がありました。その事も「言葉で受け取るのではなく、それがなぜ起こっているのか」という私の中のプログラムに意識を向ける話しをできるならばと話してみることにしました。
躊躇いがなかったというと嘘になります。けれども、この人なら大丈夫という安心感がありました。
結果的に、話をしました。あるがまま。
その中で分かったのは、私の中の抑制している思いと、素直に表現したい思いが自分の中で闘っている様子でした。「もったいないエネルギー使っているな」と思えました。

自分で何とかできる。セルフコーチングで出来るだろうと思っていたけれど、自分の無意識は、意識がないわけだから自分でも気づけないのです。ですから、無意識だった事を言葉にしてもらった事でやっと抑制していた気持ちに向き合うことができました。向き合うというよりも受け入れることができたという感覚です。

コーチじゃない頃に確かにこんな役回りを自分はしていたなと思います。けれども、自然にしている自分を知る機会はありませんでした。でも、今改めて、だから周りの人達は私にいろんな事を話してくれたんだなと思えるようになりました。

自分の事も見つめなおす事ができましたし、何より、そういうコーチが居てくれたことに感謝です。
「コーチのいう事は聴くんだね」と言われたことがあるとクライアントさんが仰っていましたが、コーチの話しを聴くんじゃなくて、その方が自分で気付いたから、自分の声を聴いているだけなんですよね。

話せる人がいるって幸せな事なのかも。
改めてそう感じた先ほどでした。

あなたが「この人になら話せる」という存在の人は誰ですか。

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