小学生には出来て私たちにできないこと

昨日(2011年1月28日)は、株式会社エスケイケイの皆様と一緒に、愛知県豊田市の巴ケ丘小学校の学校訪問をさせていただきました。私は完全に仕事ではなく、今の子供達のことを少しでも知りたくて、ご同行させていただきました。その中で小学生に学ぶことも多かったです。

何よりも、手をあげて発言します。「●●さんと同じで・・・」「××さんにつけたしで・・・」とどんどん手が挙がります。低学年ほど多くの手が挙がります。さすがに6年生になってくると恥ずかしさなどがあるのか、「同じ」という発言はあっても、自ら手をあげる子供は減ってきました。
これは、何なんでしょう。

その成長の過程で何が起こるのでしょうか。
「間違えたくない」
というだけではない何かがあるように感じました。同行させていただいた企業様はクレペリン検査の会社です。そのため、非常に心理学にも長けていらっしゃる皆様ですので、成長の過程で「挫折感」や「諦め感」それ以外の経験などからも、どんどんすれてきてしまうんだよね、というお話を伺いました。

ありのままの様子がこの低学年の子供達だったとしたら、ありのままの私達というのは、主体的に関わる能力がないのではなくて、他の色んな経験から、能力を隠してしまっただけなんだなと思いました。
同じように手をあげ、そこには優劣なんかないのです。お互いに学びあえる力まである。

私達大人は、自分達の能力を過小評価しているのかもしれません。
小学生が躊躇いなく手をあげる様子をみて、素敵だなと思いました。私達も見習いたいものです。元々出来ていたことなのでしょうから。

あなたは、自分の思いや考えをどんな場面で言葉にしますか。

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