ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

はっきりしない時間を楽しむ

   

週末にチームで何かをしようと思ったのですが、自分の癖として「まとめたい」「目標をみつけたい」「ゴールを決めておきたい」などという達成した事を感じられるためのツールをすぐに準備したがる傾向があることを感じました。これが悪いというのではなく、チームとして行っていく時にどんな影響を与えるのかが重要なのかも・・・。

どういう事かというと、このチームでやりましょう!と決まったのが週末です。4月には何かしらの発表をする機会があるわけです。ですから、このチームでいったい何をしていこう?どういうことをして行こう?など、全く未知なのです。
「特攻隊長(私のあだ名で、口火係の事)、宜しく!」ということで仕切りを任された瞬間に、方向性を明らかにしなければ!というモードに入ってしまったのです。
けれども、メンバーのリソースも何に焦点あてたいかもはっきりしていない。けれど、そのメンバーが集まったキーワードだけははっきりしているのです。なぜ、そのキーワードがひっかかったのかだけお互いに確認した後に、一人が仰いました。「今、まとめようとしているよね」
確かにそうでした。

そこで、ちょっと時間があったので考えました。
「このチームのメンバーが自分でやっていける力があるとしたら、私はどう関わるのか」
もう一度、メンバーを見ていると、それぞれのリソースを持った素敵な仲間です。だったら信じてみよう。「何を?」この人達を。「どうやって?」まずはこの人達が自然にしていることを見てみよう。

そうして見えたのは、私にフィードバックをくれた人は全体を冷静に見る力、判断せず俯瞰する力、信じる力を自然に発揮しているなって。だから、当人にも横で「リーダーをお願いします」と先にお願いしてみました。他の人にもあの方をリーダーにお願いしたいんだけれどと伝えてみました。
そして、改めて集まって話したときに、リーダーをその方にお願いしました。
そして、連絡を取り合う方法をきめました。
何となく、提案もしてイメージを練る元を提供してみました。

そのことによって、「でも○○じゃん」「××をしたいな」「△△も入れたい」などそれぞれが意見が出てきました。
けれどまとまりそうな様子はありません。

そこからリーダーにお任せをすることにしました。
そして、その方が仰ったこと。
「無理して今決めなくてもいいんじゃない。1週間くらいのうちにそれぞれ手に入れてみたり、考えてみたり、感じてみたりしたらいいんじゃない?だから、今はいいんじゃない、これで。」

確かに言われてみたら無理するよりも、こうしてはっきりしない状況が、それぞれの「こうしたいああしたい」「何とかしなくちゃ」などいろんな思いをおこさせて、それぞれを主体的にしていくのではないかという感覚になりました。現に私は「今じゃなくていいなら、もう少し考えてみたいな」と思えています。

どうしても結果結果と目がむきがちだけれど、こうした「はっきりしなくて気持ち悪い」という感覚をそれぞれが味わうこともまた大切なんだと思いました。

小学三年生のとき、掃除の時間にサボる人が多くて先生が「今日から一週間掃除は一切しない事」と決めました。その間に教室の中はチョークの粉がたまり、歩くと床はざらざらして、それぞれがきれいにしたい気分になってきます。けれども先生はじっと待ちます。1週間後、掃除の時間に学級会を開きました。先生はみんなで決めてと言って一言も口を出しません。その後クラス委員長だった私は、この一週間の思いや感じたことをききました。そして、掃除をどうするかを尋ねると、全員一致で「掃除をしたい!」となりました。その次の日からの掃除は、今までの嫌々やっていた掃除とは違い、自分達の意思で掃除している私達が居ました。

遠い記憶ですが今でも鮮明に覚えている出来事です。

今回の新しいチームでの取り組みについても同じなんだろうなと感じています。
他のチームは昨日の段階で食事をしながらはなそう!という雰囲気になっていました。けれども、私達はあえて自分達がこれをやりたいと感じられるための時間を持つことになったのです。
今はこの1週間が非常に楽しみです。仮に1週間後、まだだなと思えば、また先にしてもきっとこのメンバーなら大丈夫だろうなと思えました。

そんな体験をできたことで、チームについてまた体験しなおすことができました。
良いリーダーとよいメンバーに出会えたことに感謝です。これからが楽しみです。

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