言葉と感覚の理解の違い

昨日(2011年1月13日)は宇都宮市において、恒例となりましたコーチングセミナーを開催しました。今年は1年どんな風に進めていこうかとずっと考えていたことの今年最初の日。とにかく言葉でさらっと言ってきたことの意味も体感してもらおうと思っていました。きっとこのスタンスは変わらない中で、良かったなと思えたことがありました。

自分も含めて、頭では考えているけれど、理解はできてないことがあると、どうしてもテクニックに頼ってしまって、自分の中で「こうしなくちゃ」って思いが広がってしまうなということを体験したことがあります。何か新しい事をする時などは多いのですが、新しい概念とかを知って、「そうなんだ!」と思うけれども使えてない。意識してやってみるけれど続かない。

これがどうも自分の中でもどかしかったのです。

けれども、体感として感覚が理解した時には、「こうしなくちゃ」じゃなくて、できる!とか使える!って思ってできるようになることが多いなって気付いたのです。
その自分の気づいたことを昨日は参加者にも味わってもらって、更に使えるようになってもらいたいなって思いました。だから言葉のない会話に挑戦!

結果、言葉がなくても会話ができそうだということを体感しました。その後に言葉を使って会話をすると、誰一人長いはずの時間、緊張しないで相手を信じてはなすことが出来ていました。
頭の理解に頼るよりも、体験して感覚が理解できたらいいんですよね、きっと。

これが全てではないと思いますが、自分が体験して気づいた感覚を、自分なりにアレンジして体験してみて欲しいことに変えてやってみました。
きっと、昨日いらっしゃった方は、来月までに何かしら試していらっしゃるんだろうなと感じる事ができました。

仕事も、教育も、同じじゃないでしょうか。
何となく一般化してしまっている自分が居るのですが、感覚で感じるための体験をする。そんな機会を与えてあげられたらいいなと思いました。

コメント

  1. わかさん より:

    小林さん

    昨日はお世話になりました。
    楽しい時間を過ごさせていただきました。

    そして、こうして講師側からの思いを発信していただくのも、とても面白いですね。

    参加して気付くことはたくさんあるのですが、私が今一番学んでいるのは、やってみたいと思ったら、どんどん行動に移せる小林さんそのものです。

    体が自然に動くほど感情を動かせるのはどうしてなのか?

    楽しさに焦点化する秘訣は何か?いろいろ考える切っ掛けになってます。

    実際に出来ている人を見るのが一番ですから、どんどん良い刺激を与えてください(#^.^#)。

  2. coachsmile より:

    わかさん

    こちらこそ、ありがとうございました。

    私ですか?私はその時を楽しんでいるんです。人に会えること、一緒に学びあえること、みんなの発見が私と違っていることも。きっと何でも楽しめるのは私の強みなんです。

    だから、勝手に動きたくなっちゃうし、時間を忘れちゃうんですよね。参加されてた方々の優しい表情が今も目に焼きついています(^^)

    そういう点では私も皆さんから刺激をもらっているんです。お互いに刺激しあいましょうね。

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