ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

出会えた感動と出会えなかった後悔

   

最近、すごく後悔したことがあります。反面、それは出会えた事への感動にも繋がっています。おかしい話ですが、私にとっては普通のことなんだなと今さらながら思います。

以前このブログでもお話したことがある(掲載ページ)のですが、ココ・ファーム・ワイナリー創設者であり、こころみ学園園長の川田昇さんが2010年12月17日に永眠されました。89歳だったそうです。(詳細、下野新聞記事

11月にワイナリーに伺った際には、「車椅子で元気にしていますよ」というお話でしたので、一度お会いしてみたいと思いました。私は「この本を書いている人はどんな人なんだろう」「この施設を造った人はどんな思いの方なんだろう?」「この企業を作った人はどんな方なんだろう」などと、人にすごく興味があります。人間性や育ってきた環境、そう思うに至った背景などをすごく聴いてみたくなるのです。単純に言えば、触れてみたいんです。それが私にとってどんな意味があるのかは分かりません。というより一種の癖なんだと思います。その先があるというよりも知ることで感動して満足しちゃうんです。
きっとあるとすれば、形を真似するよりも、その人の学んできた道や考え方の一角をまねしてみたいのかもしれません。行動は真似できなくても、その考え方を知りたいだけかもしれません。どんな逆境でどう乗り越えてきたのか、その人の生き様を知りたいだけかもしれません。

未だにまだわからないのですが、でも、こころみ学園の事を知り、本に触れ、一度人間性に触れてみたかった方でした。けれども、お話することは叶わない夢に終わってしまいました。すごく残念です。
本を読み終わり、手紙を書いたのは12月はじめでした。一度お話しを聞かせて欲しいと。でもお返事がなく、悲しい知らせを聴く事になるとは・・・。

悔しかったです。悲しかったです。

私はこうした感情も抑えることはしません。淋しいとなく方も多かったでしょうが、私はそれに加えて「なぜもっと早く知ることができなかったのだろうか」「本を読み終わった感想を添えてなんて思わず、なぜ早く連絡しなかったのか」と後悔の念でも涙が出ました。

ただ、この事を知った20日から数日経ってみると培われた能力なのか、「このタイミングでも出会えた事だけでも良かったのかも。そして、こうして永眠の際に一緒に泣くことができた。それだけでもこのタイミングだったことに意味もあったのだろう」と思えるようになりました。

そして、人との関係はいつ始まり、いつ終わるのかは分からないんだから、その一瞬一瞬を大切にしたい。「一期一会」を痛感しました。せめて、書いた手紙が川田園長に読んでもらえていたことを願いながら、お手紙を届けられたことだけでも満足です。

後悔はどれだけでもできるけれど、満足できること、動けたことにも目を向けないと、ずっと悔しい思い出になってしまいます。素敵な人達に出会えた感動を忘れないためにも、微笑みながら手紙を読んでくださった園長を想像したいと思います。

私にとって、本や施設と出会えたことへの感動と出会えなかった後悔は、私に、より大切なことを教えてくれたような気がします。ありがとうございました。

今、あなたに起こっている事が必然だとしたら、今あなたはどんな機会を与えられたのでしょうか。

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