ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

メンターに教わった事「先を考えなさい」

   

私の今年の戸惑いはツイッターを始めて、フォローされている人をほとんどフォロー返ししたんです。その事によって起こったことがありました。私自身がフォローを仕切れないという事です。そんな時にふと忘れていた大切な事を思い出しました。コーチそして講師としての道を歩み始めた時に、講師の先輩であり、よき指導者でもある方(以下メンターと呼ばせていただきます)に頂いた言葉でした。「先を考えなさい」という言葉です。

一言で言うとこの一言なのですが、前後があります。
講師駆け出しの頃、名刺交換させていただいた受講生がその先どうなっていくのか心配で、名刺交換をさせていただいた方に全てメールを出していました。そうすると、返信がある方がほとんどで、ああ、使ってくださっているんだなと嬉しくなりました。

しかし、この話しをした時にメンターに叱られました。
「里江さん。それは受講生のためにしているの?それとも自分の自己満足?」
この問いは非常に重く、私がどう使ってくれるのか知りたいし、この後も何かあればお手伝いしますよという思いでした。それが何が悪いのか、まだ十数回しか講師をしてない当時の私には分かりませんでした。けれども、次の言葉でハッとさせられたのでした。

メ「今はいいけれど、これからずっと講師をやっていくの?」
私「はい、そのつもりですが・・・。ご指導お願いします。」
メ「講師を続けていくのなら、そのメールは辞めなさい」
私「どうしてでしょうか?」
メ「さっきも言ったよね。先のことを考えなさいと」
私「はい、仰いました。でも今の私には分かりません」
メ「本来経験から学べばいいんでしょうが、私も講師暦が
  長いから私の体験として話すね」
私「はい。お願いします」
メ「講師を始めたときは、正直嬉しさもあるし、近寄って
  くれる人を面倒見たくなるのが普通だと思う。私もそ
  うだったから否定はしない。
  私の場合はお礼のお手紙だったけれど、最初は誠意だ
  と貫いていたのだけれど、講師を続けるうちに手紙が
  追いつかなくなったの。しかも、返事が来てもすぐに
  どこの誰だか思い出せなくなったりしたの。
  結局、そんな自分って最低!なんて思う事もあったの
  よ。当時は講師をやることすら辛くなってきたのよ。
  内容よりも後が怖い状態。
  正直、今思うと最低の研修をしていたよね。結局、
  その頃から、手紙を出しても受講生からの返事が来な
  いという情けない状態になってしまっていたの。
  わかる?講師なのに研修内容が良くないという評価を
  わざわざ自分からもらいにいくようなものだったの。」
私「先生にもそんな事があったんですか。信じられません」
  (現在は、かなり有名な講師です)
メ「ありがとう。でもそうだったのよ。
  色々悩んだ末に、手紙やメールをくれた人にだけ返信
  をする形に変えて、とにかく研修内容を充実させたり、
  自分を磨く事に力を注ごうと決めたの。」
私「そうだったんですか。ということは・・・。」
メ「そう。あなたには私と同じ思いをして欲しくない。
  というよりも、せっかくいいもの持っているんだから、
  その良いものを磨く事に力を注いで欲しいの。
  先を見るというのは、これから講師を続けた先を考え
  て欲しいことと、どうしたら長く続けられる講師で
  居られるかって事。」
私「私は受講生が満足してくれたらそれでいいんですが・・。」
メ「じゃ、満足しない様子が分かったらどうするの?
  受講生の事を真剣に考えてあげられるのも里江さんら
  しいわよね。
  でも、厳しいようだけれど、ちゃんと自分の位置を確認
  することも忘れてはいけないと私は思う。
  始めた以上は続く講師になりなさい。
  そのための指導ならするから」
私「はい。ありがとうございます。」

受講生と関わっちゃいけないという当時の私には辛い事でもありましたが、メンターの思いや考えを聴いて、メンターの仰るとおりにしてみようと思ってメールをやめました。
やめてみると、本当にメールを下さる方って少ないんですね。それが私の実力なんだと思い知らされました。

また、その中でメールを下さる方が分からなくならないように、今まで以上に受講生を見るようになりました。おかげで、今までメールを下さった方は運よくなのか、全て覚えています。
また、研修後も影響を与えられるにはどうしたらいいのかを考えながら構成を考えるようになりました。
相手の反応をもらって自己満足するレベルから、本気で受講生の事を考えるってどういうことなのかを考えられるレベルに移れた気がしました。(まだまだ未熟ですが)
あのメンターの言葉がなかったら、私はこうして本当に関わりたいと思ってくださった方々をないがしろにしてしまっていた可能性があったのかと思うと、怖くなりました。

そんな体験をしながらも、ツイッターは一個人として始められたことが嬉しくて、どんどんフォローして下る方にフォロー返しをしました。すると2000人を超え、結局自分の投稿はするけれど、その人たちの投稿に目を向ける事が出来なくなってしまいました。
メンターの言っていたことをふと思い出しました。こういう事が起こるはずだったのかと。

リストを作っておくといいよと始めたころに教えて下さった方のおかげで、なんとか行き着く道はあるけれど、大切な人を蔑ろにしている可能性があるんですよね。
先を考えなさい!

この言葉が今、身にしみて体験できています。
現在の岐阜の事務所は、家族に「先を考えて本棚を多めに、仕訳をして整理しておいた方がよい」とアドバイスされ、書類なども整理しやすい状態にはなっています。まだしかかりの仕事が外に出たままではありますが、年末年始にキレイにしようと思っています。

何でも先を考えながら動くということは、結果的に自分を楽にしてくれる事なんだと思えるようになりました。
あなたは、これを読んでどんな事を感じましたか。

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