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この一言がやる気を失わせた

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頑張っているのに認めてもらえない!そんな時に人はやる気を失うというわけではないのだけれど、言葉一つでやる気を失わせてしまうのだという事が分かりました。

企業のコーチングに伺った時のことです。上司の使う言葉で、会社を辞めたくなったとまでなってしまったという話がありました。いったい何を言われたのでしょうか。
「何もなってないじゃないか」という言葉でした。

成果が出ている部分には一切目を向けないで、「この1年、いったい何をやってきたのだ?」「あなたは何もしていない」と言われてしまうと、リーダーである人は部下のために尽くしながら、部下に成果を出させてきていたのに、全く分かってもらってない、見てもらってないという事に気付くのです。
しかも、売上げは上がっているのに。

人は「成長した部分を認めてもらえる」だけでも、安心できるのでしょう。
けれども、一かゼロかの見方しかしてもらえないと、褒められるときもあればいいのだけれど、褒められたり認められることは一切なく、「やってない」と全否定されてしまったのです。

きっと上司は、堆積する問題に対し、何かを形にできたのかを確認したかったのでしょう。
実際その事には全く動けてないように見えるのは間違いなかったです。
それでも、認めるのは上司としては「甘えさせてしまうのではないか」と思ってしまったのです。

「何もやってない」と、毎回毎回そのリーダーの部下の前で叱責をされる。結局リーダーは「何も分かってくれない」「ここで言わなくてもいいのに」という思いがあるのでした。
結果として、辞めたいと思う状況にまでおいこまれてしまったのです。

ビジネスではどうしても形が求められます。しかし、リーダーはそればかりではないのです。部下を育て、部下に成果を出させるような客観的な関わりもあるのです。
その事をリーダーの上司がまた見極めてあげる目を持たないと、部下を育てているリーダーが潰れてしまうのです。

とは言え、ではこのリーダーの上司は何ができてないというのか。
堆積する課題がずっと放置されたままだという事でした。
課題に対し、難しい、忙しいという事で対策を一つも講じてないことについて「できてない」という表現を使っていたようでした。

つまり、「部下を育てているのは分かるけれども、課題に対しての対策もして欲しい」という願いなのです。
その部分をリーダーなら理解して取り組んで欲しいという上司の願いなのでした。

けれども、こうした普段の会話が少ないために、一言でその人のやる気を奪うことになってしまったのでした。上司の伝え方もありますが、まずは普段からどうして欲しいのか、やれないとしたら、何が障害になっているのかを一緒に考えるなど、普段からの関わりの少なさが、一言の重みを大きくしてしまったように感じました。

結果として、この方は辞めるわけではありませんが、リーダー職は続けたくないと仰ったのでした。
どちらが良い悪いではないのですが、普段からの関わりの大切さを感じさせてもらいました。

あなたは、一言の重みに頼りすぎていませんか。

普段からどんな関わりをしていますか。

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