リーダーの決断力

自分の上司を見てみて感じたことがあります。経営者は決断力が大切と言いますが、二通りの決断があるという事を常々感じておりましたが、今その事を改めて実感しています。

経営者やリーダーの決断力には二つの決断の仕方があります。

一つは直感です。直感はただその時の感というよりは、今までに研ぎ澄まされた中から感じられるようになった感覚を瞬時に発揮する事だと考えているので、あてずっぽうというよりは「直観」と言った方が良いかもしれません。すぐに見て、すぐに判断し、決断する。人との関係性の持ち方などもこの「直観」なのではないでしょうか。

そして、もう一つは、「確固たる自信を持った決断」です。一つ目も直観とは言え、どこかでその方の中での確固たるものはあるかもしれません。が、2つ目は新しい事をする時などに特にそうだと思います。人・商品・資材など含む設備や準備品・お金などの計算も含めて練りに練って、「よしっ」と決断をする方法。
尊敬するリーダーは本当にこの2つ目をリスクも含め、何度も何度も考え、よしっいけるとなった時には走り抜けるようにすぐ行動に移ります。

決断には「確固たるもの」が必要なんだと思います。そこには数字的な自信と、ゆるぎない信念の両方があって、初めて「決断」に至るのではないかと最近実感しています。

私は数字は気にしないほうで、信念に従おうと決めています。これで何とかなっているうちはいいのかもしれませんが、不景気になった時にこの数字という難題に初めて直面する人が周囲にも多々見られます。そうなってはもう乗り越えるしかありません。しかし、そんな時に信念まで揺るいでしまう人が居る事も目の当たりにしています。

数字に目を向けてなかっただけだとしたら、信念だけはその時決断した大切な源なんですから忘れないでいただきたい。
そして、これから決断する時には、2つ目の決断をされるときは是非両方(信念と数字)ともに考えてみたうえで決断をして欲しい。そんな風に私は思います。

情報が手にはいる今だからこそ、自分の信じるものをとことん貫いていける決断力を持ちたいものです。

あなたはどう思いますか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました