体験から学ぶことは多い

先日、会議の進行をしていて思いました。
「もどかしい。何を考えているか、話してよ。」と。
「今、この沈黙は何だろう。」と口にすると、どうやら考えている時間らしい。私とは時間の感覚が違うんだなと解って、もどかしさは無くなりました。

けれど・・・

会議が終わった後に、会議自体の質を高めていくために、会議についての話をしました。
すると、私と同じように感じていた人が居た事が判明。その方は、私が確認をしたことによって、「誰かが発言をするのを待っているわけではなく、考えているんだと解って、発言をする気持ちになりました。」と仰っていました。

考えていた人達も、「今、何を考えている途中なのかを、途中でも口にしようと思いました。」と。

「あれ?私のもどかしさが消えたのは、発言を待つことが気にならなくなったわけではなく、発言が少し増えていたんだ!」という事に気づく事ができました。
言われてみたら、確かに、その後は沈黙はあるけれど、沈黙が少なく、しかも「こう言う事に関して、どう思う?」と、自分が考え始めている事について、周りに聞いてみるような発言も増えていた事に改めて気づいたのです。

私自身も、この会議の振り返りをすることで、気づかされることも多いですが、この会議の振り返りをすることで、進行役の意味を考えさせられる事も多いです。

何度も関わらせていただくと、最初の頃は、会議開始時間に集まらない状態だったのが、会議開始時間はしっかり会議がはじまれる状態になっていること自体、会議の質が上がってきているからこその変化であろうとも感じました。

私自身ができることは、本当に小さいですが、少しでもお役に立てて、たくさんの学びをいただける場を頂いている事に感謝でした。
ありがとうございます。

今日も新たな出会いがあります。
新たな出会いで、また何を学び合えるだろうか。楽しみです。

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