ほんとに失礼な私

一昨日のブログの内容の「私にできることは何か」ではないですが、今日はこの究極です。
予定していた講師がご病気になられて、既に講演の日程は今日だと決まっている組織から、「smilecoachさん、お願いできないですか」とご相談がありました。
午後に予定はあるけれど、なんとか移動できそうだし、大丈夫とお答えをさせていただきました。
その組織のお役に立てる事があるのも良かったなと思いますし、講師の方もご心配でしょうから、安心して休んでいただけるかなとホッとしている私が居ました。

まさに「私にできることは何か」を考えての行動でした。それで一件落着のはずが、私は余計なご心配をおかけすることに・・・。

午後の研修の企画は、会社の内部ではなく外部の方で、この外部の方とは同業としてパートナーです。そのためなんでも話しています。
今回も「午前にちょっと講演が入ったので、その後に伺いますね。」と軽く伝えてしまったのです。
けれども、移動が大丈夫なのか。午前のところが長引いたりしないのか、などとご不安、ご心配をおかけすることになってしまいました。

いつも移動を伴っている研修なので、私としては何も変わらないつもりで軽く伝えたのですが、企画をされている方からすると、講演が終わって、もう一つ研修をするという事のハードさをご存知なので、心配になってしまったのでしょう。

「移動はいつもの事ですし、移動中に切り替えられますから大丈夫ですよ。」と後付で説明をしたものの、何度となく「大丈夫?」とご連絡を頂いてしまっています。
ああ、仲がよいからと言って、相手を不安にさせてしまってどうするんだろう?情けない。

できることをさせていただけるのは有り難いけれど、先に入っていた予定の企画者を心配させるのは、私ができたことだけど、していけない事ではなかったのでしょうか。企画者に対して失礼な話だなあと反省。

私ができることではなく、本当はしたいことだから受けたお仕事なんですよね。
困っている人が居ると判断したのは私ですし、「放っておきたくない」と思ったのも私。「そのテーマであれば、私の言葉で伝えたい」と思ったから、午後に支障がないか、切り替えられるかを調べて、その場でお返事したのも私。

なのに、午後の方に心配させるなんて、私がしたかったことではないのに。
今回の事は良い勉強の機会でした。親しいからこそ一段と心配させたくない。甘えていた自分に気づきました。

午前も精一杯伝えて、移動中に切り替えて、心配させてしまった分も含め、午後もしっかりやり遂げます。
それが今「私ができること」ではなく、「したいこと」です。

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