私もそう見えていたのかな

子どもが我が儘を言う。「あなたもそうだよ」と言われる。
公務員は杓子定規だなあと思う。私も公務員だったのに。
そんな小さいことで悩まなくていいのに、と思う。私もたくさんの小さな事で今でも悩んでいる。

周りで起こっている事は、私自身なのかもしれませんというお話しは最近しましたが、本当に鏡のように感じる事があります。
私もそう見えていたのかなと反省することがあります。

ただ、反省というだけあって、こうした事に気づくのは、過去の事と比べてが多いです。
もしかしたら、今もかもしれませんが、過去を反省しても、これからの行動しか変わらないんですよね。

ただ、こうして気づくと、周りの判断とその人自身が思っている事には差があることにも気づきます。
その時にもきっと相手の事は考えているはずだけれど、都合よく見ていたのかもしれません。見えていなかったのかもしれません。

今、改めて「私もそうだったのかなあ」と思うことがあると、再度相手の思いや立場も解っているからこそ、理解してあげられる事もあるように思います。

公務員は公務員で大変なんです。しかも昔とは比べ物にならない仕事の大変さと、プライベートもSNSで監視されているようなストレスもあるでしょう。
子どものわがままは、今言わなかったら、いつ堂々と言えるのでしょうか。言いたい時に言える人に言っているのは、わがままでもなんでも、それで良いのではないか。
小さいことで悩んでいる人も、その人にとっては大きな事なんです。沢山沢山話してもらって、話を聴くだけならできるよ、とそれで十分嬉しかったなあと思い出します。私もたくさん聞いてあげたいな。

相手にそうみられていたのかも。
そう思うことでの反省もあれば、どちらの立場も解るようになったんだからこそ、今できることがあるんだろうな、という思い。

ああ、あの時はどう見えていたのだろうか。
後悔している体験も多いけれど、その体験もまた活かせばよいですものね。
何せ、過去まで遡って行動を変えるわけにいかないんですから、これからを変えていけば良いですものね。
それで良い。
今日から、明日から。

コメント

タイトルとURLをコピーしました